ぱらやんの撃痛リーマン日記...ぱらやん

 

 

【初成果】 - 2015年01月17日(土)

自信がついた






今日は出猟の日。

いつもより遅い時間なので、それに合わせて出たつもりだったのだが、なんと遅刻。

集合場所に着いてみたら誰もいない。

慌てて親方に電話して確認。次の集結地点に車を飛ばす。



なんとか合流して事なきを得たが、実に気まずい。



そしていつも通りに配置について、勢子の追い立てを待ち構える。

今日はなんか無線も静かだ。

ただひたすら時が過ぎていく。相変わらず暇だな、と思いながら時が過ぎていく。



12時を過ぎて、勢子も近づき始めてそろそろ今日も終わりかな、と思った刹那。

ふと右手に視線をやると、鹿が歩いてる!角が見えるので牡鹿!

ここからは自分でもびっくりするくらいにスムーズに銃を構えていた。

ダットサイトの光点を胴体の真ん中に合わせてトリガーを引く。迷いは無かった。



ドンっと鈍い衝撃が肩に伝わる。

視線の向こうの標的が崩れ落ちて沢に落ちていく。

手応えを感じたと同時に、立ち上がって様子を確認する。



しかし、鹿はまだ立ち上がろうとしていた。

素早くサイティングして、二発目を撃ち込む。

足は止まっていたので立射でも当てるのは容易だった。

もんどり打った鹿は更に転落して止まった。

うずくまって動かなくなったのを遠目に確認しつつ近づく。



銃声を聞いた先輩猟師たちから無線が入ったので、状況を報告する。

諸先輩たちが来るまでその場で待機する事になった。



まだ息はあったが、もう動かないだろうと思い、運び出すルートの確認をしようと

少し離れた所に移動する。

するとバサバサッと物音がしたので、振り返ると鹿が走っている!

別の鹿か!?と思ったが、仕留めたはずの鹿だった。



慌てて走って追いかけると、すぐ近くの岩場を登ろうとしていたので、そこに3発目を

撃ち込んだ。木の枝が影になったけど、構わずに撃った。

弾は命中して、倒れこんだが、なんとまだ息がある。どれだけ頑丈なのか…。

また先輩猟師たちから無線が入る。再び動き出して逃げようとしたので撃ったが、まだ

息があると伝えると、あんまり穴ぼこだらけにするなよ、ということでナイフを使って

とどめを刺せという指示が来た。マヂですか。



とりあえずナイフを取り出すが、皮剥ぎ用のスキナー。これでとどめというのは、新米

猟師には難しい問題だ。しかし、鹿はまだもがいている。

早いところとどめを刺さないと、また動き出すかもしれない。

さすがに4発目は撃てない。しかしナイフには不安がある。



迷ってる間に絶命してくれないかと思ったが、頑丈すぎるこの鹿は息がある。

仕方ないのでナイフを構え、首に突き立てる。



しかし、渾身の一撃は首筋に僅かな刺し傷を作っただけに終わった。

それどころか、刺された鹿はまだこんなに動くのかというくらいに暴れたので、

新米猟師はすっかり萎縮。

ナイフでのとどめは諦めて、銃を構えて待つことにした。

幸いにして、3発目は背骨を砕いていたらしく、鹿は息はあったものの、立ち上がる

余力はなかったようだ。



そこに先輩猟師たちが到着。

手こずる新米猟師に手本を見せるかのように、あっさりとナイフで心臓を一突きして

とどめを刺した。勉強になります…。

その後、内臓を取り出して身軽にしてから運び出すことにした。

傾斜はあったものの、岩場が少なかったので楽に運び出すことに成功した。



飯場に戻ってから、改めて労いの言葉をいただく。

ホント諸先輩方のお陰でここまで来られたなと思う。感謝です。



獲った鹿の首は剥製にすることにした。それほど立派ではなかったが、記念ということで。









兎にも角にも、今期中に獲物を仕留めるという目標は達成できた。

次はもっとスマートに、大物を仕留められるように頑張りたい。


...




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail Home