【聯合艦隊司令長官山本五十六】 - 2012年01月14日(土) 心労の一つが解決しそうな感じ。 気分転換を兼ねて映画を観てきた。 「聯合艦隊司令長官山本五十六」 (以降ネタバレ有りなので注意) 言わずと知れた大日本帝国海軍聯合艦隊司令長官。 まぁ、諸説色々と評価も分かれる御仁なのですが。 この映画では一応、山本長官を開戦に断固反対する立場で描いていて、 その辺の描写に変な偏りはない。 役所広司の演技も飄々とした山本長官の側面を上手く捉えていたし、 有能な軍人像以外の面を見せることに成功していたと思う。 (大和で逆立ちするとかやってくれればより良かったかも) 山本長官に対して、開戦に持って行こうとする存在をハッキリさせない という描写もよかった。 安易な作品は陸軍を悪者にしたりしがちなのだが、そういった歪んだ 対立構造などはなく、新聞であったり、何も知らない大衆の意向であったり 各軍上層部の思惑であったり、そういった様々なものの「うねり」みたいな 時流そのものが、山本長官に対してくるような描写だった。 物語の展開自体は、とても小気味良く進んでいったように思える。 山本長官がどう時流の中であがき、活路を見出そうとしたかという所が 分かりやすく伝わったと思う。 もう少し、山本長官の苦悩を泥臭く描いても良かったかなとも思う。 ちょっと「綺麗にまとまり過ぎた」感があったので。 戦闘描写については、まぁ可も無く不可も無く。 「男たちの大和」みたいにグラマンが超機動したりとか、そういうのは 無かったように見えた。長門のCGとかも良く出来てたし。 (大和他のCGは「男たち〜」の物を手直しして使ったらしい。) ただ、戦争の記録映像的なアングル(引きなどの遠目)が多く、少々 迫力に欠ける気もした。 ミッドウェーの機動部隊壊滅とかも、もっと悔しさが込み上がるような 描写でも良かったのではないかな、と思ったり。 それまで対立していた南雲中将が、大和で山本長官と対面し、涙ながらに 差し出された茶漬けをすするシーンとかすごく良かったので、南太平洋で 一矢報いた描写くらいはしてあげても良かったんじゃないかともw まぁ、何だかんだ言ってみたが、これは軍事に詳しくない人が見るには 十分すぎるほどの秀作だろうと思う。観て損はなし。 BDが出たら買って家族に見せてやりたいですな。 ...
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