【過剰供給】 - 2011年03月11日(金) まさかこんな状況になるとは。 朝。アレルギー反応が過剰なせいか、花粉症の症状が酷い。 まともに鼻呼吸ができない上に超涙目+痒み。 悶絶しつつ目薬と鼻に噴霧する薬をぶち込んで耐える。 時間ギリギリまで回復に努めていたら、家人からトンチンカンな アドヴァイスを受けブチ切れる(寝不足だから云々)。 眠いからソファでうずくまってるんじゃねぇ! 怒り沸騰状態で出社(受け流す余裕なぞ無く)。 勢いで仕事を片付ける。 なんかすぐ上の上司が午前中で半休取るとかで、銀行へのお使い依頼 など外出が多い。珍しい日もあるものだ、と午後イチのお使いを終えて 帰社し、ちょこっと伝票を片付けていた刹那。 ビリビリッと振動が伝わってきたかと思うと、ゆっさー、ゆっさーと周期の 長い揺れが。「おぉ、割と長く揺れてる・・・」と言いかけた直後にグワッと 大きな揺れに変動した。 おおおおおおお、こりゃデカイ!首都直下地震か!? 辛うじて立ちあがった状態で周囲を見回す。すると給湯室の食器棚を 事務方のオバチャンが支えていたので加勢に回る。 すると、自分の机周りでガッシャンと音が。 きぃーやぁー!液晶モニターが倒れた衝撃でコーヒーカップが転倒! テンキーとキーボードの一部がコーヒーまみれにっ! とはいえ食器棚を見捨てるわけにもいかず、揺れが収まるまで待つ。 揺れが収まってからとりあえずコーヒーの始末だけする。 他は思ったより荒れては居ない。伝票も箱の中で崩れてる程度だった。 しかし、揺れの最中から電気が落ちており、サーバーの無停電装置から ピーピー音が鳴っている。 周囲の人達は外を見たりザワザワ騒いだり。 社長はサッサと工場の様子見に行ってしまった。 しょうがないのでサーバーをシャットダウンさせ、書庫の見回り。 暗がりの中、文房具の在庫が散乱しているのが目に入ったのでこれは もう後日だな、と諦める。 外に目をやると、ゾロゾロと工場から人が出始めている。 そういや部署ごとの点呼とか災害時の対応らしきものを何一つ行って いないような気がするが・・・。 部長などに促してみようにも、自分の車のカーナビでテレビ見てるし。 他にもめいめいが勝手にワンセグ観てたり電話しながら「繋がらない」と ぼやいてたり、もうてんでバラバラ。 中には勝手に帰っちゃう人まで(!) どうにもならんなー、と呆れていると営業さんがポツポツ戻ってきた。 色々話を聞いてみると近隣でも被害の大小に差があったようだ。 ここは停電していて信号も落ちていたが、停電していない地域も すぐ近くにあるとか。ほう、あとで買い出しに行くか、とか思いつつ 一向に社長以下が戻らないことにいい加減苛立ちを覚える。 一部の上役に意見具申して食堂に従業員を集めることに。 自分も伝令係として奔走する。社長や本部長(従兄)は機械の様子 ばかり気にしている。ホント親子だな、あなた方。 全員をなんとか食堂に集め、社長の指示を仰ごうとすると、 「ちょうどいいから掃除させて電気が復旧するまで待機に・・・」とか 言おうとしかけた。さすがにこれは他の幹部連が止めに入ったけど。 ホント事の重大さ「しか」認識してないんだな、この人。 機械が無事で人員が無事なら早期復旧可能、なら待機だろ。と。 そーじゃないでしょ。オペレーターは人間なんだからさ。 さっきも小学生の子供と連絡が取れないって気を揉んでる社員を 見かけたわけですよ。そーいうところも見ないとねぇ。。。 で、社長の方は割とアッサリ「んじゃ今日は解散」となったが、主要な オペレーター集めて明日の休日出勤の予定立ててた。 ・・・まぁ確かに明日には電気も復旧するだろうという読みは正しい。 企業人として間違ってはいないけど。 なんか違うなー。オイラは経営者にはなれんと思った瞬間。 さて、自分の方はというと、駆けずり回っている間に家族にメール送信を 試みたり連絡を取ろうとしていたが、結局取れず。 解散、と聞いてすぐに「すいません、お先です。」と帰宅の途に。 停電で信号まで落ちている旨は営業から情報入手していたので、裏道を 駆使して信号を使わないルートで帰宅。 家に戻ると、家族は無事。 たまたま休暇をとって来ていた弟も居る。 どうやらメールは遅延で届いてなかったようだ。 「部屋が酷いことになってるよ」と弟に言われる。 まぁ、多少の覚悟はしていたので、腹を括って部屋の様子を見る。 あっちゃー・・・。 先日収納を終えたばかりのガンラック用の棚が倒れて、押し入れ側の 壁に寄り掛かる形に。幸い、ライフル類は落下していなかったが、一部の 限定品ハンドガン(バイオハザード系ブラックラグーン系)が狙ったかの ようにすっ飛んでいる。orz 特にバイオのデザートイーグル10インチカスタムなんかは、棚が倒れる 過程で押し入れの扉(左右に折りたたみ式)を押して閉まる隙間に入り 込み、扉に挟み込まれるというピタゴラスイッチも真っ青な状態だった。 だが幸いにもフレームに割れは無い様子。 他の銃もたまたま下に置いてあったボストンバッグの上に落下したりで 欠損などの被害は無し。 しかし、戦術機を格納していた飾り棚の被害は割と酷く。 弟曰く「扉はほとんど開いてたから閉めておいた」とか。 なるほど、各段から一機ずつくらい落下しておる。。。orz 落下したのはYF-22、YF-23、F-22先行量産型、F-15、不知火、瑞鶴、 以上6機。その中でもF-15は胴体のジョイントからポッキリ折れてる。 文字通り上下で「真っ二つ」状態。 更に瑞鶴は左足首からポッキリ。こりゃ直すのしんどいな。。。 しかし、他の機体は無事。 何故かというと、今朝方怒りに任せて脱ぎ散らかした寝間着(フリース)の 上に落下していたから。まったく、何と言っていいやら。。。 とりあえず被害状況だけ確認して、ここは放置。 他にやることはいっぱいあるし。 まずは先ほど入手した情報を元に、無事なエリアへ弟を買い出しに。 自分はガスの復旧やら、灯りの準備やら。 それと万が一に備えてキャンピングカーに水を溜め込む。 家の冷蔵庫が停電で止まっていたので、キャンピングカーの冷蔵庫に 一部の食品を移動させたりも同時に行う。 完全に日も落ち、電気ランタンとロウソクの灯りで過ごす。 ほどなくして弟も買い出しから帰宅。「全然普通に営業してた」そうだ。 ガスと水道は生きていたので、晩飯は問題なく取れた。 念のために浴槽に水を張って、他にもバケツなどに水を溜める。 犬達にもメシをやったら特にやることもなくなったので早めに寝ることに。 しかし、あまり寝付けない。 12時ちょっと過ぎにフラッと近所を散歩すると、すぐ近くの警察署付近で 街灯に灯りが点っている。信号機も動いてる! 数ブロック先まで復旧されてるのか。こりゃウチの復旧もすぐだな、と 思いいそいそと帰宅。 その後まもなく電気復旧。ヒャッホーイ! すぐにNHKをつけて映像の情報を収集し始める。 テレビの音に気づいて下りてきた弟と一緒に被災地の映像を観て愕然。 そこにどんな町があったかは知らない。 しかし、そこには町があって、それが全て破壊し尽くされたのだという事だけ 分かった。改めて津波の恐ろしさを見せつけられたような。 あまりにも圧倒的すぎて実感が湧かない。CGなのかと。 だが、それは全て現実に起こったこと。同じ国の中で。 何だかんだで3時過ぎまでテレビを観ていた。 疲れてウトウトしてきたので寝床に入ったが、なにか違う。 キモチワルイとまではいかないが、あまり宜しくない雰囲気にネトッと 包まれたような気分で眠りに落ちた。 ...
|
|