ぱらやんの撃痛リーマン日記...ぱらやん

 

 

【たかが水、されど水】 - 2009年12月17日(木)

やる気出ねぇ。









【マ】:あーあ、冬場は暑くないからイイけどカサカサして喉が渇くなぁー。

あ、丁度イイところにペットボトルの水があるじゃん。(ぱきっ)

(ごくごくごく・・・・・・)





【甲】:舞夜、それはPar様のでは?





【マ】:えー?もう空けちゃったよ。

いーじゃん。あとで断っとけば。(ごくごく・・・)





【パ】:〜♪わ・わ・わ・忘れ物〜♪

・・・ってアレ?ココに置いてあった水知らない?





【マ】:ゴメーン、飲んじゃった。(ごくごく・・・)





【パ】:おわぁ!?お、お嬢!何ともない!?





【マ】:んー?別に何ともないけど。

・・・言われてみればチョット口当たりが変わった水だね。





【甲】:・・・何か特殊な水なのですか、Par様?





【パ】:特殊っていうか・・・。今日、会社に「取引先からの強い要望」で

「電解還元水」の整水器メーカーが説明会やってて・・・。

試供品でどうぞ、って水を貰ったんだケド、ワタシってばアルカリ水じゃ

お腹壊しちゃうから持って帰ってきたのヨ。





【甲】:身体に良さそうな感じがしますが・・・。我ら犬族にも問題が?





【パ】:むしろ人よりアリアリだよぅ。・・・お嬢大丈夫?





【マ】:今飲んだばっかだし。それに、ヒトに比べて私達の方が消化する

能力が高いんでしょ?大丈夫じゃない?





【パ】:飛んでも8分、駅まで10分!とんでもない間違いだヨ、お嬢。

確かに、身体の比率から考えると、犬の方がヒトより消化能力に優れてる

って見ても良いケド。でも、それはナンでだと思う?





【甲】:我ら犬族は咀嚼の際、臼歯で噛み潰すという行為が少なく、すぐに

飲み込んでしまう為その分を胃で消化する、と聞いたことがありますが・・・。





【パ】:そのとーり!そして重要なのは「消化能力が優れている」ってコトと

「消化液が優れている」ってコトがイコールじゃないと考えないといけないの。



実際、ヒトの胃液と犬の胃液の濃度(pH値)はほぼ同じなのヨ。

量と活動時間で補ってるの。

だから、ヒトは寝ているときは胃も休んでるケド、犬は寝ていても胃は起きて

常に活動してるのヨ。





【マ】:へー。全然意識してなかった。





【甲】:で、それとアルカリ水との弊害関係は・・・。





【パ】:胃の働きはヒトも犬もほぼ同じで「食物を分解して蛋白質を消化する」

なんだケドね。食物を分解するための胃液は主成分が塩酸だから胃の中は

当然酸性に傾いてるワケ。んで、胃の粘膜で生成される蛋白質を消化する

酵素「ペプシン」もpH値2.0の強酸性が最適条件といわれてるのヨ。

巧みな共存関係ってヤツだネ。





【甲】:ということは、そこにアルカリ性の物質が加わった場合・・・





【パ】:量にも依るケド、当然胃の中はアルカリ性に向かって傾くよネ?

活性化していたペプシンは中性・アルカリ性に条件が傾くと不可逆的に

立体構造が変性して活性を失っちゃうの。





【マ】:よーするに「働かない」ってコト?





【パ】:そ。俗に言う「消化不良」ってヤツだよ。

なら、胃で消化出来なきゃ腸で・・・って思うかもしんないケド、腸はまた

別の働きを司ってるからネ。一応、十二指腸で三大栄養素を全て消化

できる膵液が分泌されてるケド、それに含まれるトリプシンはあくまで

ペプシンによって分解された「ペプトン」をアミノ酸に加水分解するための

消化酵素だからネ・・・。





【甲】:つまりは、体内活動の流れの中で生じたバランスの乱れは易々と

取り戻すことが出来ない、ということですか・・・。





【パ】:アルカリ水っていうのは物によっては胃酸過多の治療にも使われる

くらい影響があったりするからネ。

で、この水の整水器メーカーは堂々と「医療機器級」を謳ってたから・・・。

どこぞの飲料メーカーが出してた「アルカリイオンの水」とかその位のモノ

なら胃酸で中和できちゃうんだろうケド・・・。



で、問題ない?





【マ】:んー。別に。





【甲】:・・・ということは、この水にはpH値を極端に変化させるほどの

力は無かった、ということですか。





【パ】:・・・のようだネ。犬は口腔内が既に弱アルカリ性で保たれてるから

アルカリ水を摂取したときも人の場合と比べても成分の変化が少ないまま

胃に行くんだケドなぁ・・・。

ま、家庭に使われる整水器なんて能力的にはそんなモンなんだろうネ。





【甲】:しかし、世間一般では「アルカリ水=健康的」なイメージが強いと

思うのですが、実際はそういうことではないと?





【マ】:だよねー。今のハナシだと、健康な人にしてみれば余計なお世話!

みたいな感じじゃん。





【パ】:ぶっちゃけ、そうなんだよネ。

pH値を変えるくらい強いアルカリ水だと健康な人にしてみれば胃に悪い

だけでナンの効果もないし、そうでなければ胃酸で中和されてお終いだし。

まぁ、あえて使い所を探すなら・・・人は口腔内が弱酸性だから、歯磨きの

時とかに使って、虫歯の原因となる過剰な酸を洗い流すとか?





【甲】:常用する必要はないのですね・・・。





【パ】:飲むなら水道水のカルキを除去したモノで充分ヨw

使い切りで保存のことを考えないなら、スーパーとかで汲める逆浸透膜

方式の純水でもイイよね。

「○○水で○○が治った!」なんて殆どの場合が根拠のないハナシだし。

プラシーボなんだろうネ。





【甲】:病は気から、ですか。確かに、医療技術が如何に発達しようとも

本人の病に対する強い意志が必要なことに変わりありませんでしょうね。





【パ】:それと同居動物のコトを考えるなら、人とは違う生き物だっていう

大前提を忘れちゃダメダ〜メだよネ。

身体の大きさは人間より小さいから、影響も受けやすいし。

色々考えてあげないとネ・・・。





【甲】:とはいえ、昨今の情報量の多さは大変なものですが。





【マ】:めんどくさいよねーw





【パ】:余計なコト考えないでスローフード、スローライフが一番なのカナ。


...




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