徒然なるままに…
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2004年05月04日(火) 陳腐な言葉なら。

ゴールデンウィークが明日で終わり。
ちょっと切羽詰ってきたので、早目に日記を。


観てきましたよ、キャシャーン。
絶対に人少ないだろうと思ってたら、意外なほど多い。
観終わって外に出たらものすごく行列できてたし。
そんなに人気あったのか?


で、肝心の内容。
割と好きです、こういう映画。
映像も綺麗。

戦闘シーンですごく笑ってしまったところがあったのですが
友達の方を見たら、友達もやっぱり笑ってました。
他の人は全然笑ってなかったけど、よく笑わずにいられるなぁと。
戦闘シーンといえば…早くて何やってるかよくわからない
っていうのは確か。
でも、小説じゃあるまいし、いちいち今どこを殴ったとか
斬ったとかわからなくても、映像だけで迫力は伝わるし
問題ないのではないかと思いますが。

話の筋がわかりにくいのも確か。
でも、細かいところまで説明してると説明的になり過ぎるから
あれくらいでよかったんじゃないですか?
逆にわからない部分があった方が面白いっていう事もあるし。

…なんか妥協してるような感想になってしまう。


なんだか観終わった後、溜め息をついてしまいました。
なんだかなぁ、という感じ。
ほんと、なんだかなぁ。
というか、キャシャーンはヒーローじゃない。
いや、ヒーローじゃない方がいいのかも。
ヒーローなんて軽い言葉で表されるべき存在じゃない。
そんな言葉じゃあとても抱えきれない程のモノを
背負っているのではないか、と。


ではちょこっと批判。
台詞がねぇ…。
ちょっと陳腐なんじゃないか?と思える箇所がいくつか。
陳腐な言葉なら、いっその事ない方がいい。
素人の私が言うのもなんですが、脚本はまだまだ改善の余地あり。
無駄なところはすべて削ぎ落として、極力シンプルに
してほしかったなーというのが正直な感想。
そうすればもっと映像が際立つ。


以上、独断と偏見に満ち満ちた感想でした。


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