みやにっき
詩人を名乗ることにした。

2003年05月26日(月) び びびび

早めに仕事が終わったので,まっすぐ帰宅。
昨日作った焼きそばの残りを食べる。
と,人心地ついてネットにつなげ。
相方の描いた絵を眺めたりしていた。

…こー…

地鳴りだ。
東北はもともと地震が多いので,慣れているといえば慣れている。
しかし今回はなんとなく,
「あ,やばいのが来る」
とは思ったのだった。
音はもう「ごー」になった。
勘としか言いようがないがこれはともかくヤバイ。

と思っているのも数秒,揺れ始める。

かたかたかた。
がたがたがたっ!

すぐに突き上げるような大きな揺れに。
咄嗟に目の前で大きく揺れるパソコンのモニタを押さえる。
これは机の上にしっかり乗っているから落ちないと判断。
倒れそうな本棚を見る。
「押さえようか?」
と思うが,そのうちに揺れがどんどん大きくなる。
「押さえに行ってつぶされるわけには」
次は?何?
跳ねるようにしてなんとか台所へ。
ガスの元栓を締める。
ハムスターどもは家具から遠いところにいる,大丈夫!
次は?何?
家具が周囲にない,出入り口に近い台所に立つ。
「もう少しシャレにならなくなったら逃げよう」

指が勝手に携帯のリダイヤルを押していた。
すぐに相方が出る。
(通信規制前だからね)
むこうも揺れているらしい。
声の感じから,向こうは大地震ではないと判断。
「すんごい揺れてるよお!」
と,こちらの不安をぶつける。
ニュースをつける。
画面が揺れている。

震度6!

第一波は数十秒でおさまる。
しかし数分おきに余震が来る。
とりあえず相方との電話を切らないようにしながら,家を見回る。
どこも何も壊れていない。
本棚から少し物が落ちただけ。

ほっと落ち着く。
一度電話を切って,実家に電話する。
回線はもうだめなので,phsからphsへ。
無事とのことを伝え合う。
すぐに切る。

と,こうしている間もネットは大丈夫(笑)
九州と東京の友人が「大丈夫か!?」とメッセで話しかけてくる。
だ,大丈夫…。

近所を見回ってみる。
救急車のサイレンおよび,消防車のサイレンが聞こえる。
近所は平穏無事。
隣の家族が自分の家をぐるっと点検している。
「怖かったですねー」「大丈夫ですか?」
と声を掛け合う。

ガス,水道,電気は無事。
しかし電話は二時間たっても通じませんでした。
PHSも通じたのは最初だけ。
つまんない(不謹慎)ので,某ニュース板見てました。
自分の近くの情報を書き込んでみたり。

9時ごろに電話はやっと通じるようになりました。
仕事の連絡網が回ってくるの待ってみているのですが,今のところなし。
生徒たちに大事なかったということかね。
市内放送がひっきりなしに流れている。
「市内の一部に水道水にごりあり 飲用せぬこと」
とか
「市内全小中学校は明日は臨時休業」
とか。
うちの学校は休みになるのかなあ。
はやく連絡網まわってこないかなあ。

神経尖らせているので,とても消耗しています。
眠くてたまらない。
でも眠るわけにはいかない。

おいらってば非常事態に真っ先に死にそうだ。

未だに,余震があります。
(二十二時現在)
どきどき。

当時職場にいた同僚に電話してみる。
校庭に地割れができているそうだ。
泣きそうだ。








そんな震源地みやぎ君に励ましのメッセージを!(笑)
あ,相方のとこは震度3だったそうです。


 <なんだっけ?  まとめて  そんでどう?>


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