2002年10月11日(金) |
アナホソスジトラウツボ |
何かにうなされて目が覚めたらしい。 そういうときに一人暮らしというのは最悪である。 とりあえず洗濯機に何もかも詰め込み,がしがし洗う。 洗濯機は大好きな方法だ。 水のにおいが好きだ。
あと,お風呂に入ってみたりする。
と,気を取り直して金曜日の日記ですよ。 誰も読んでいなくても淡々と自分のために。 (何かしらいじけっぽくなっている今日この頃)
この日はからりと晴れたのですがとても寒かった。 東北ではもう,日中でも上着が必要になってきました。 それでも子どもと遊んでいるときは暑くて汗をかくので,体温調節が難しい。 後で着るために上着を持って歩くのも邪魔だし…。 何かよい方法がないものであるかねえー。
個人的には秋はとても好きだ。 色が好きだ。 乾いていく景色が死んでいくのではないと知っているのがうれしい。 土の中でしんと静かになっていくたましい。 そこにいるから。
どうでもいいことかもだけれども。 葉っぱが紅葉するというのは,あれは本来の色に戻っているのらしい。 日差しが強い季節には葉緑素を満たして栄養を蓄えるために緑。 んで日差しが弱くなってくると葉緑素を引っ込めるから本来の色に戻る。 なので新芽の頃や紅葉の頃は赤や黄色なのだ,という。 大学の授業で生物の教授が雑談でそう言っていたのですが。 本当なんでしょうか。 それとも僕,だまされていたんだろうか…。
と,メランコリィしてたらまた怪我をした。 遊具で右膝を強打してあいたったたたたた。
放課後は,高等部の子が行っている現場実習の見学に行ってきた。 (小学部の教師はそうした職場研修を見る機会がないので) (今回,新しく企画されたのだった) クリーニングの工場(というのかな)を見てきました。
あれはすごいね! でっかい機械にシーツがどかーんと放り込まれて。 プレスで押されてせんべいになって次の機械に運ばれて。 ぐるぐる回してほぐされた後に,乾燥機でふかふかになって。 コンベヤおばけみたいなのにピンと張って挟むと! なんとアイロンだけではなく,きちんと畳まれて出てくるのです! 横に浴衣アイロン&畳みマシーンもありました! オートメーション!すんげえオートメーション!! いやあもう面白くて夢中になって眺めていましたけれども。 こういう機械の操作はうちの学校の子どもたちにはできないよなあ,と。 ちょっと悲しく納得してきたのだった。
んでクリーニング会社の偉いさんの話をきいたりして。 少なくとも四則計算ができないと雇えないという話で至極ごもっとも。 じゃあそうでない障害者が一般にどんな仕事をしているかを聞かされ。 かなり黒い話だったのでこんなところでは書けない。 うー。 うー。 僕の愛する子どもたちがどうか幸せになりますように。 どうかどうか幸せになりますように。 そういう社会になりますように。
んでこの日のオチは何かというと。 職場にスーツがきちんと置いておいてあると思い込んでいたら。 夏仕様で薄手のブラウスとパンツスーツの下だけしか置いてなかったということか。 さ,寒かったよう!寒かったよう!寒かったよう!! ひとりだけ常夏フィーバー。
夜は怪我と職場見学と個人的な人間関係でへこみつつ。 でも相方とサイト作りを楽しんだのだった。 詩サイドのトップ画像をさくさくと描いてみたり。 画像ソフトの範囲指定のやりかたを覚えただけで,だいぶ楽になった。 と,画像だらけで重いサイトができあがりそうな予感がびしばし。 二人ともADSL環境で作成しているからねえ…。
あと半分くらい。
今日のタイトルはアナホソスジトラウツボ。 本州四国沿岸,瀬戸内海付近の沿岸部にすむ。 小型のウツボで,大きなものでも体長は7,8センチにも満たない。 黒地に黄色系の細い筋が入るのが特徴。 小型ながらも性格は獰猛で,自分よりも大きな魚も捕食する。 服の間から入り込むことがあるため,海水浴客は注意が必要。 かじられたら,やだね。
今日のお楽しみボタンぽちっとな。 あれですね。 ふだん何を考えて生活しているかが知れようというもの。
ろくなこと考えていやしないです。
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