みやにっき
詩人を名乗ることにした。

2002年05月25日(土) そのからだは,紅真珠より赤く

えーと?25日って土曜日?
書いているのは28日です。

気分転換に仮名ちゃん(PC)の画面の色をいじくってみました。
さりげなく緑系にしてみた。
緑が似合う微妙な肌色になってみたい。

んと,確かごろごろと寝ていたような。
んで夕方になってから外出。
はんこを買いに行かなくてはならない。
車を買うのに,実印が必要なのだ。

…はんこって…高いのな…。
一万円持ってても買えないのな…。

手持ちの金額とのあまりの差に,めげて店を出ました。
パパンに泣きついたら,パパンのお母様が生前に使っていたはんこを譲ってくれるとのこと。
おばあさまのはんこ。
嬉しい。
社会の教師をしていたという祖母は,母の教科担任だったりしたらしい。
「あんたが教師になったの知ったら,きっとおかあちゃんは喜んだよ」
と,僕の就職が決まったときの母の言葉が思い出される。

教師の適性ってなんなんだろう。
そんなことをぼんやりと考えている。
前にも書いたかもしれないが,僕は学校に行かれない子どもだった。
幼稚園の頃からなんとなしに集団になじめず。
小学校は,毎日母が車で僕を送り,昇降口まで連れて行ったのだった。
中学校は保健室登校,行っても学校の前でUターンして家に帰った。
高校は自発的にサボり倒した。
大学も,精神的にちょっと不安定になると行けなかった。
家に逃げ帰っては吐いて,毛布かぶって寝ていた。
そんな僕が今,教壇に立つ。
世の中どんな仕組みになっているのか,未だに理解できない。

学校という建物は好きだ。
教室という空間は好きだ。
でもそこに関係ない人がみっちりと詰まっている状況が嫌いだ(苦笑)
僕がいなくても生きていかれる人間がこんなに満ちている。
その事実に,うっかりと。
学校生活の入り口あたりで気づいてしまったのだった。

おさなごころの世界は優しい支配力に満ちている。
僕の世界の支配者は,正しく僕自身であった。
世界は僕を愛していて,世界は僕に注目している。
僕が世界を内側から膨らましているのだ。
僕がいなければ世界は存在しない。
おさなごころの世界は優しい自己愛に満ちている。

でもね,だあれもあなたを見ていやしないから。
世界はあなたとは関係なくそれでも回っているから。
そのことのかなしさに打ちひしがれた少女だった僕。
さびしくてむなしくてたまらなかった僕。
ドラえもんの秘密道具に『石ころ帽子』というものがあったけれども。
見えないくらいの無関心って,とても怖いと思ったのだ。
とてもとても怖い,と。

今では「誰も見てないや楽〜」とか言ってますが(笑)

気分が楽になったのは,大学の後半,卒業間際になってから。
自分の卒業制作をしながら,他人の作品にちっとも関心がない自分に気づき。
なあんだ,みんなも見られてないじゃん。
というわけのわからない納得の仕方をしたのだった。

こんな人間が教師に向いていてたまるかっ。
んでも学校に行けない子の気持ちはちょっとは,わかる,かな?
ううん?
たぶんわからないのだろうな。
あなたは僕ではないから僕はあなたではないから。
んでもね。
あなたは石ころ帽子をかぶってはいないの。
僕,あなたの名前知っている。
と全世界に向けて言ってみるみやぎ君の博愛。

ハンコから話題転がりまくり今日も。


今日のタイトルは哀歌4.7より。
それは人類の肌色か本当に?


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