夜、家に帰り、ごはんを食べてから、 思い立って星空撮影を始めた。 あんまり星が明るい空だったから。 家の前で、なんだけどね‥お手軽。 家の灯りが入ったかもね。
オリオンはいつも南天に見える、 均整のとれた明るい星座、 天頂にプレアデス、おうしの角、 カストルとポルックス、雑木林の上の双子、 シリウスがことのほか蒼白く光るのです。
さて、ちゃんと撮れてるかどうかはわからない。 適当に5分、10分、レリーズを押さえ続けたので、 指先は冷え冷えしてしまったよ。
押さえ続けている間、空を見ていると、 だんだんとお椀の空が明るく見えてきて、 こんなにも夜は明るいものかと思わせるほど。 西は街の灯り、北は漁り火、 山の端がぼんやり白んで、星を霞ませる。 ただ天頂にだけ、ばら撒かれたこんぺいとう。 じっと見ているだけで、色々忘れてしまって、 しあわせだと思う。
遠くの山添いの田畑であろう辺りで、 ことり、ことり、と小石が弾ける音が何度も聞こえた。 いのししか、野犬か、くまか・・冬眠してるか。 なにか動物が居たに違いない。 日曜の夜は出かける人も少ないんだろう、 30分くらい外にいて、通り過ぎた車は1台のみだった。
・・昨日の夜の日記。
@今日
だんだん下り坂。 雨の余韻だけ残した地面と湿度のおかげで、 肌寒さは紛れたかと思はせて実は、 ひとしを身に沁みる。 強風にさへ煽られる。
写真を撮ろうったって、 朝は寝てゐたい・・等思ってしまふし、 そうこうしてる間に一週間は直ぐ過ぎてしまうもので、 その期間が有れば、 花は黙って散っていくのに十分なのである。 時間を惜しまず精進されたし。 早起きの精進? 否、日々の移ろいから目を逸らすな、なのであります。
花も人もいたづらに移ろい易けれど、 同じ季節が巡って、再び同じ色と匂いを取り戻すのは、 そう、花だけ。 儚さは、同じようなものなのにね。
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