まだ、やってます。
今日も、かいこさんの日記。

2006年08月16日(水) 雨待ちの夏

真夏に降る雨はうれしい。
台風が来るのはいやだけど、
心の中までうるおしてくれるみたいで、うれしい。
ため息ついて、肩の力が抜けたら、
次の天気予報を心待ちにしてみた。
こういう雨はうれしい。
この季節に似つかわしくない曇り空は
下る坂道の途中、
押し詰めた空は、しかし塞ぎ込んだ心に優しい。

夏は短かったよ。
疲れ切った動かない体で目覚めて、
窓からの風が吹き込んできたとき、
カーテンが包んだそれは涼しくて、次の季節を思った。
この短い時間に何をした?
何もしてないよ。
やっぱり転がるように過ぎていっただけだったよ。

今日、ずっと前から気になってた展望台のはずれ、
手付かずの草むらに埋もれたあの木の花の写真を撮りに行った。
間延びした正午前、ただ湿気と暑さだけの陽光、
背後の下のほうにずっと広がった水平線は
なぜかぼやけていた。
花の褪せたピンク色と、海と空の青、
草いきれの緑、単純な色だけの世界。
きっと退屈で、白く乾燥した写真になったに違いない。
せつない、言葉で現せない夏の終わりを、
画にしてみたらきっとこうなる、
という写真になったに違いない。

他にも気になるところがあるんだ。
急な坂の上の蓮の花。
海を背景にした赤い花。


思い悩むこといくつか。

おかしなもので、昔は一人でいるのが
いけないことのように思ってたよ。
何も知らないときと、
思い込みで周りに影響を受けすぎていたときを過ぎて、
今やっと一人でいる時間を
充実して過ごすことが出来はじめた気がする。

自分が間違ってないという思い込みが誰かを傷つける。
その棹を張り過ぎれば、
流れに逆らって折れてしまい、
引いてしまえば、消える。
その加減でいつも、
心痛めたり、力なく笑ったり。
どんなに自分が客観的に正しくても、
どんなにその誰かが間違っていたとしても、
ぶつかるときは、心が砕けてしまう心地だよ。
自分が正しいという考えを繰り返せば、
なにか崩壊するように、だんだん、
自分がわるいことしたように思えてきて、おかしいね。
消耗してしまうにはじゅうぶん。
少し休もう。


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