| 2004年01月21日(水) |
春待つ根雪(ちょっと小説風) |
気分が悪くて、 夜はすぐ寝た。 こんなに 気分が悪くなったことはない。 足が冷えて寝られなかった。
何日も溶けない根雪のように 消せない濁ったものがあって、 声を聞いても聞いても 氷は厚くなり 雪に閉ざされていくだけだった。
闇の中に降る雪を 照らす光はない。 いっそ断ち切ってしまえばと 何度思っても 簡単に消えてはくれない。 だからなおさら心は掻きむしられるんだ。
どうしてひとは、 幸せになれないと分かっていても ひとを好きになってしまうんだろう。 心の中は、 踏み散らされた雪の跡みたいに。 誰もがみんな、 ばらばらの心になったというのに。
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