まだ、やってます。
今日も、かいこさんの日記。

2002年12月09日(月) 海鳴りとからす

そーかぁ。
気がつけば今年ももうあと二十日あまりで。
カレンダーを見上げると、
なんだかもぅ、早いなぁなんて。思う。

いよいよ年の瀬も差し迫る、
淋しい感じこの上ない重たい空に、
痛いほど冬を思わせる冷たい風、
鈍く白く光る雲の隙間、
この空気を感じてはもう年末であるなぁと
しみじみするのです。

明日はゴミの日。
薬局から数百メートル先には海があるので、
風の強い日はゴミ出しに外に出ると、
地球がうごめくような海鳴りが聞こえるのです。
その音と相俟って遠くに、吹き上げられたゴミのように
からすさんたちが風に揉まれているのです。

指月山に無数のからすが帰る。
細枝のねぐらか、その向こうには
海鳴りが響く。
冬の嵐のようだ。
やがて全てを飲み込むような闇が
空を覆いにやってきた。

峠道を登り始めると、
みぞれが降り出してきた。
いよいよ、いよいよ。
冬だなぁ。師走だなぁ。
まだ踏み出したばかりの坂道は
雪の冷たさに、時間の長さに、
耐えるだけの距離はある。
信じて耐えるのです。


 < こっち  もくじ  あっち >


かいこ [MAIL]

My追加