自分にとって心へ刻みつけられるほど切実に、 時空の壁に爪あとを残すほど痛嘆したとしても、 共有できないと定められた時間は いともかんたんに流れていく。 見えない空気の膜に隔てられて、知らぬ顔で。
安らかに流れる時間。 辛くて逃れ難い時間。 いいこと、わるいこと。 誰かがよろこべば、地球の裏では 誰かが泣いている。 みんなバランスとって歩いているのだね。
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クレヨン王国の最終巻、 おととい借りたばかりなのに もう2周目見終わっちゃったよ。 もう涙がぼろぼろ止まらない。 涙の川で心が洗われるよう。 こんなにステキなお話を子供だけが見るなんて、 大人は損してるよ。
今日は近くで野球中継のテレビがチカチカしてるので 沸々と言葉が出てきません。 ライトスタンドへボールが飛んでくるマボロシ浮き沈み。 四月の匂いの風が心地いいけど、 シャツ一枚だと寒くて震えた。
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