エステに行ったよ〜。
近所の人が最近エステで働き始めて、
まだ研修中なので、無料でサービスしてもらったのです。
ラッキーでござる〜。

お顔をすりすり、垢すりみたいなのしてもらって、
すっきりこ。
でもさ〜エステの化粧品は高価だから買えないよ。
話を聞いてると、ふむふむ、なるほどねぇーって、
ついつい買ってしまいたくなるものだけれども。

*　*　*

昨日の雨と風で、木蓮は儚く散ってしまった。
かろうじて枝に残った花びらは、
雲のような、無垢な白さに、うらびれた感じが心地よい。
木の花は、次から次へと模様替え。
僕の心は置いてきぼりのまま、
風が薫って眠気を誘う。

久しぶりに寄った街外れの本屋の入り口の辺りで、
ふわぁっといい匂いがするなあって思ったら、
小さな鉢植えの金木犀が、その横にちょこっと置かれていた。
あ、こんにちは。すーはー。
金木犀は卒業式の匂い。
タイムカプセルを埋めたあの金木犀は、今どんな夢見てる？
傾いた陽が射してきたら、
心に刻むスピードも加速するよ。