〜未来への遺産〜
by 星の白銀
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事件はまだ終わりを告げたわけではない。 ゆっくりと、そして確実に、無気味な足音を立てながら一歩ずつ一歩ずつ近づいていたのだ。
昼食を食べ終わり、自分の部屋に戻るとケータイの着信ランプが点滅している。
かず〇ん(自称巨乳)からのメールだ。
「また懲りずにラブメールを送ってきたのか?」と呆れながらメールを見た瞬間・・・
おれの心臓は驚きの余り13秒間停止した。(ような気がした)
メールには、「今、君のお姉さんとチャットをしている」と書いてあったのだ。
最も恐れていた事態が現実となってしまった。・・・なんてこったい。
まずい。非常にまずい。
日頃、メッセでかず〇んにはとてもここでは書けないようなセクハラ的行為をしている。
もし・・・もしそれを奴にチクられてみろ。 おれのネット生活・・・いや、日常生活すら崩壊することは間違いない。
「早まるなよ!かず〇ん!(自称美乳)」と心で叫びながら急いでネットに繋ぎチャットを覗く。
・・・ほっ。
見た時にはすでに奴は退室した後だった。 そして、恐れていた話題も出ていない様子だった。助かった・・・。
そしてすぐに奴に電話を掛ける。
「てめぇ、なにやってんだよ!!」
奴曰く、おれへメッセージを残そうとしてたら急にかず〇んが入ってきて驚いたらしい。
「まったく・・・初心者のくせにチャットなんかやってんじゃねえよ。」と怒りながらもホッと胸をなでおろす・・・
・・・ん?でも待てよ。・・・今の奴の話からすると・・・
あんたから進んで入っていったんかい!!<かず〇ん
何やってんだか・・そんなに人の姉さんと話がしたいか?
ったく・・・どいつもこいつも。(-_-メ)
こうして、「奴がおれのネットの友達と接触し、ネットでのおれの情報を得る。」
という、最も恐れていた事態は一応の解決をみる。
しかし、奴がネットをする限りその恐怖は終わりを告げる事は無い。
負けるな!ほっしー!巨悪を倒すその時まで!!戦い続けるのだ!!!
ってことで、今度こそ本当にアクセス拒否してやろうと思ったほっしーなのだった。(笑)
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