消防団長 隠居日記
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2002年05月18日(土) 調子にのって、お腹がピー

今日のこと書く前に、昨日の続き。

午後11時頃、うん?なんか聞こえる・・・。
窓開けてみると、やっぱり消防車のサイレンが聞こえる。

例のごとく火災案内に電話。繋がらない。何度かけてもお話中。こういうことはままある。しょうがないから消防無線機もっている団員に電話してみると、もう消防小屋にいるという。建物火災だそう。そしてまだ誰も来ていないらしい。私は急いで行きますと言って、そっこうで着替え。車飛ばして小屋へ急行。

小屋には電話した団員ともう一人団員が来ていた。「3人で行ちゃおうか?」というと、団長が今来ると言う。団長の家はすぐそこ。ここからだって見える。300mくらいしか離れていない。だのに「なんで、こんなに遅いわけ?」

団長、しばらくして余裕で歩いて登場。4人で出動。サイレン鳴らして車をけちらす。つもりがなんかよけないなあ、前を行く車たち。
それでも現場に到着。2階建ての事務所からモクモクと煙が出ている。炎は見えない。でも、放水はしている。建物の中は水浸し。柱は黒く焦げ炭状態。コピー機と思われるものたちが溶けて変形している。外壁の近くにおかれていた、プラッチク製の鉢が溶けて、土がこぼれている。火事場独特の焦げた臭いが漂っている。
雨が降っている。投光器に照らされた建物に霧のような雨が包み込むように見える。

火事場に行くといつも思う。人事じゃないなと。
火事は一瞬のうちのすべてをうばう。
こんな紋切り型の書き方だと、ピンとこないでしょう。火事をあまり見たことのない人が多いでしょうから。
でも、リアルに見ちゃうと、火事って恐いなっと思うんです。
みんな、まさか自分のうちが火事になるなんて思ってもいないでしょう。でも、それは突然目の前に現れるのです。
火事場にいると、少し遅れてその家の関係者が呼ばれてやってきます。(自宅じゃない場合ね)さっきまでなにも変わっていなかった建物の、変わり果てた姿を目にした人は、こちらが正視できないほどです。犠牲者がいればなおのこと。

結局、12時すぎに撤収命令がでて帰りました。これが昨日のはなし。

で、今日は、今日も今日とて操法の練習なんですね・・・。
なんか連日で、これって部活かよって雰囲気。
やっぱり、家に帰ったら12時だよ。
しかし、うちの奥さんいないの?どこ行ったんだと、携帯に電話したら友達の家に行っていて(子供たちはおじいちゃん家に泊まっていたので)今からラーメン食べに行こうっていう。
深夜のラーメン屋。混んでて入れない。友達夫婦と私たち4人、店の前で行列の出来る店を演出。

そこは辛いラーメンがウリの店で、もちろん大辛を注文。
私は昔、辛いのダメだったんだけど、ここんとこいけちゃう。っていうか好きになちゃった。年取ると嗜好変わるっていうけど、これってそうなんか?
大辛でもちょっと物足りない。今度はもう少し辛さアップしてもらおっかな〜。


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