カンラン
覧|←過|未→ |
郵便ポストに二度、出向く。 朝一番に東京とニュージーランド宛て、昼下がりに富山宛ての便りを投函。お昼の便は、戻ったら玄関ドアからべそかきぴのきが顔を覗かせていた。すぐ戻ると言ったでしょ、と言うと、だってだってと何やら次々に不満と不安を述べる。時間にして、ものの5分。この人は大丈夫だろうかとこちらも不安をおぼえる。 スーパーの店内ですら、いまだに私と離れることをひどくおそれる人。ぼちぼち、好き勝手にお菓子コーナーでエンジョイしてもいいお年頃なのでは。
文通が途切れてしまったと思っていたフランスの人と、再び繋がる。なんでも、私が今年のはじめ頃に送った赤ちゃんのお誕生祝いが手元に届いてなかったらしい。彼女は彼女で私からの便りが途切れたと思い、私は私で小さな赤ちゃんの世話に明け暮れているのだろうと思い込んでいた。贈り物が届いていなかったのはものすごくショックではあるけど、もいちど繋がったことが何より嬉しい。 彼女から届くポストカードはいつもとても素敵で、額に入れて壁に飾っている。
この度は私からのプレゼントが行方知れずになっていたことを案じて、チョコレートが同封されていて、まさに甘くもあり、ほろ苦くもあり、なんと言うか胸が詰まった。申し訳なくて、温かくて。 さて、私からの次の便りはどうしたものかと考え中。
ところで、最近の額とかフォトフレームって、スタンドタイプのものばかりなのは、何故。昔は、立てても壁に掛けてもいいように、足と金具が両方付いていたのに。毎度、あーでもない、こーでもないと頭を悩ませております。
|