カンラン
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2003年03月08日(土) 小包





私宛に届いた小包。

送り主:私の友人。





皮膚の上に巻きつけた熱のシーツのせいで

ふらぁふらぁする頭と体をどうにか立ち上げて開封。

かすかに感知する香り。

香ばしいような・・・けれどもダンボールのにおいのような。

家族以外から受け取る小包って興奮する。

一体何を送ってくれたのか皆目見当もつかないから。

とにもかくにも今日のところは

少々ダンボールとガムテープに気合負け,やられ気味なのが悔しい限り。

箱の中を覗き込めば・・・

パンとくぎ煮。

友人の働くパン屋さんの天然酵母パンは

ぎっしり身が詰まっているようでずっしり重たく,

友人の母お手製のいかなごのくぎ煮は手間隙かかってつやつやしてる。

噂に聞いてたパンは同封の手紙にあるとおりに

薄く切ってトーストしてバターをたっぷり塗って食べましょ。

おばちゃんのくぎ煮は

風邪ひきさん用の味気ないお粥を間違いなくとってもおいしくしてくれる。





突然の贈り物をどうもありがとう。








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