カンラン 覧|←過|未→ |
使いかたがきっと荒いんだろうと思う。 なかなか気に入ったものがないこともあって なかなか買い換えないもんだから, みすぼらしさは倍増するばかり。 で,自分でつくることにしたのです。 少々の荒業にも耐えるよう,皮製のものを。 そんなわけで縫い合わせるときの針穴をあけるために かなづちを引っ張りだしてきたわけです。 こんなこともあろうかと某大型店で買っていた ¥980のやわらかぁい皮のはぎれがとうとう役に立ちます。 内側にはおきにいりの花柄の布を張ってしまおう。 とんてんかん,とんてんかん・・・と ときに物音をたてながら, 暑さで溶け出したろうにまみれた指先で一針一針縫いながら, なんとかかたちになりました。 んー・・・ぶさいく。 けど,私の好きなぶさいく加減です。 あとは開閉部分をどうするか。 これはも少しじっくり考えてみたいと思います。 今のところ,アンティーク調のホックをつけちゃうか, 金具なしでかわいいでかボタンでもつけちゃうか。 そんなところで迷っています。 さて,時計を見ると日曜お昼過ぎ。 もうひとつぐらい何かつくってしまおうと部屋をぐるりと眺めていると・・・ (注・物置あらためエスの部屋はびっくりするほどちっちゃいです。) 以前撮ったカーネーションの写真が目についたので, そのぼんやりやわらかいピンク色に似合うフレームをつくることにしました。 ぶあつい皮2枚重ねの部分に穴を開けるときは 思いっきりかなづちを振れるように時折庭に出て作業してみたり 気分もかえたりしながら楽しめました。 暑かったけどね。 そんなわけでずっと皮を縫ったりしてたもんだから 指先がちょっとおかしい。 今度は来月泊まりに行く東京の友達への手みやげをつくろうと考えています。 とは言うものの,スロウな私は早めに取り掛からなきゃ嘘になります。 どうしようかなぁ。 ブック・カバーかフォト・フレーム(ちょこんと置けるかたちの。)。 しばらく仕事中なんかもあれこれ考えごとしてそうです・・・。
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