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2007年09月30日(日) MAJOR<ゴロトシ>日記…その16/ウィークリーサンデー購入&54巻のゴロトシ

久しぶりに近所の本屋を覗いてみた。サンデーとMy First Wide購入のためだ。何年ぶりだっけねーご近所の書店。
マンガなんて久しぶりに買うので…と本屋のおっちゃん相手に照れてみる(昔からの馴染み)。
実際はここで買わなくなったってだけだが><

しかし、My First Wideは発売当日だってのにそこには置いてなかった…><。。散々探してもらうがやはりない…まさかコンビニ用なんではあるまいな、My First...で、帰りがてらコンビニのほうに寄ったらこっち向けていい位置に置いてあった…速攻買い。が、案の定サンデーのほう、面倒くさくて「メジャー」のところを読んだ後パラパラめくって「お、コナン」とか「犬夜叉ってこんなんかー」などとチラっと見ただけで終わった(…大体途中からでは何見てもようわからん)。

…そして土曜、アニメジャを見た。今やっと聖秀と陽花高校の試合が終わったトコ、こもりんが出てきていた。あの声は女の人?男の声には聞こえない…声優さんの名前を見ても男か女かわからなかった。山根の声は前から気になっていたが、あの声優さんの声、ちょっと森功至さんの声に似てないかな、感じが。息遣いとか(細かいなそれは)

で、メジャー、毎日欠かさず何巻かを読んでるわけですが。。
18巻の寿くんちの食卓でのやりとりを見て…また泣けた><。。
可哀相だなあ…寿君。。
両親に捨てられて…辛かったろうなあ…ひどすぎるよ…親。
そして寿君は祖父母に引き取られ…ってそこの箇所を読んでるといつも可哀相で可哀相で。。。
親への憎しみを胸に秘めて、おじいちゃんおばあちゃんのために
プロになって早く独り立ちして孝行する、なんて志、寿君、健気すぎる。

この辺、主人公の吾郎は…まあ、吾郎だって肉親と呼べる人はもういないんだけど、寿君みたいな苦労とはちょっと違うし海堂やめて聖秀に入りなおすなんて我侭も簡単に通るんだから普通じゃ考えられない。

まあそれでも、あの状態から二人で海堂へ行こう、ってことになったわけで、結局寿君を海堂へと連れてってくれたのは吾郎なんだ、と思う、海堂のスカウトに推薦取り消されたあとじゃ、吾郎がいなきゃ寿君は海堂へ行かなかったろうし。

でも吾郎の海堂をやめる理由はやっぱり最初に海堂の特待生の話を蹴った時と同じで、そこには寿也(や、他の優秀な選手やたち)がいるから、だ。寿也は凄いライバルで、違うチームでないと戦えないからってのが吾郎の最初の思いで、結局堂々めぐってやっぱり海堂はやめなきゃなんないってことになって、そしてそれ見て寿君は納得する、吾郎君は何一つ変わっちゃいない…そんな君だから好きなんだ、と(ひゃーそうですかー)。

うーん。。私は思うんだけど、寿君にとって、吾郎って人は、彼らが一番純粋に野球が好きだった頃から続いてる憧れとか思い出とか、そのものなんだろう。だから寿也はすごく吾郎を大切に思っているんだと思う。
不幸にも自分は野球を手段にしてしまうような考え方をするようになった、けれども吾郎君は変わらない。吾郎がいつまでもあの頃と同じに純粋で変わらないことが寿也には嬉しいのだ。
だから寿君は、いつまで経っても出会った時と同じように「吾郎君」って呼ぶんじゃないかと思う、他の子には絶対呼ばない呼び方で。
吾郎と寿君のふとしたやりとりで、いかに寿君が「あの頃」の吾郎が好きか、窺えるシーンがあるのだが(54巻):



W杯の日本代表に入りたいが諦めていた二人、そこへ代表チームのコーチングスタッフである父から聞いた話で希望が…(ト書きは私のいつものお節介な解説)
シャイアンズ二軍寮。吾郎と寿也、電話での会話。
寿也「(おめめぱちくり)え!?まだ代表入りする可能性があるって〜〜〜〜?!」
吾郎「ああ、ギリギリまでケガ人や不調な選手は入れ替えがあるってよ!一月にある代表の練習試合で活躍すれば、そのチャンスがある!代表監督の目の前で猛アピールすんだよ!」
(寿君自室のベッドの上に座ってます。吾郎は自宅の電話)
寿也「練習試合?」
寿也「で、でもまずそれに選ばれないと話にならないんじゃない?!」
吾郎「心配ねーよ」
吾郎「プロの若手を招集したいらしいけど、キャンプ前だけに消極的な選手が多いらしい。だから志願すれば俺やお前クラスなら問題ないってよ!」
寿也「へえ……でも、あくまでケガ人や不調な選手が出た場合の話だよね……そんなことで本当に代表に……」(寿君あくまで慎重。ちょっとはやり過ぎの吾郎)
吾郎「ダメ元だろ!」
(電話口の吾郎の声にハッとする寿君)
吾郎「たとえ代表入りはできなくたって、日本代表相手に力試しできるんだぜ?!大リーガーの鈴木や野呂と対決できるだけでもワクワクすんだろ?!」
(一瞬黙り込む寿君の背中の1シーン)
寿也「フフフフ…」(黒くないので安心を)
吾郎「(気ィ悪そうに)な、なんだよ!?何がおかしいんだよ!?」 
寿也「いや…吾郎君は相変わらずだなァと思ってさ」(吾郎のコマに被る)
寿也「(微笑みながら、しかしきりっとして)いいよ、確かにこんなチャンスは滅多にないしね、僕も志願しよう。久々にバッテリー組めるかもしれないね!!
(吾郎、嬉しそうに目を輝かせる)
吾郎「おっしゃあ!二人で日本代表をコテンパンにしちまおーぜ!!」
寿也「あはは」

(…以上『メジャー』54巻102〜105頁)

寿君、吾郎が相変わらずで嬉しいのだ…まさに「あの頃のままの君だから好きなんだ」涙涙><。。。

まあでも。この54巻は久々に寿君がでてきて、他の頁でも愛嬌振りまいてくれますので…。
惜しい扱いは清水だな〜女の子キャラと主人公くっつけたいのはわかるけど(少年マンガだけに)、男の真剣な世界を邪魔してるようではタダのバカ女にしか…あれじゃしみっちゃん自身が可哀相(結局女の味方か)。
でもイザってぇときに吾郎に檄飛ばせるのはこの子しかいないんで、貴重な存在…が、これ以上一緒に居させるとなると、子供じゃないので関係変わってくるのも無理はなかろう…あーそういう檄飛ばす存在なら別に桃子先生でもいいんでは。。寿君は眉村にはガンガン言うけど、吾郎にはそういうこと言わないからな…。
そーいやあの眉村、プロに入ってからは謙虚で。こいつ、すげーいい、と思いました。。



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