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2002年03月12日(火) 坂谷さん狙いで…玉砕。

 何故か、主人公、坂谷さんとばかり会ってしまう。
(本当は与田さんに会いに行こうとして)TWOまで行ってみた時のこと。

 彬が父さんとお昼を食べに新宿まで出てきている。主人公に
「僕のうちへ来ませんか?」
とまで言わせて、3人で食べるのかなー、なんて思っていたらなんとなく気になって、そこでターゲット変更、ずるずる毎日毎日引っ越し屋さんのバイトに出かけて行くことに。

 ちらほらと…坂谷さんの過去の影が。たずねてきたキビキビした人、あの人は結局誰だったんだろう…わからず終い。そして手紙。

 坂谷さんの奥さんが出てくる。
 女ってさ、ああも身勝手?自分から出て行ったくせに。自分が悪かった、と言って戻ってくる女が、主人公との関係に気づいた時、どうして坂谷さんの頬をぶたねばならんのだ。自分が旦那にアイソ尽かして出てったから悪いんだろうが。旦那がどうなろうと知ったこっちゃないから出て行ったんだろうが。
 出て行って悪かった、ご免なさいと言って帰って来たって、戻る場所があると信じているから女って身勝手。女って浅はか。
 できれば最後まで出てくんな!と言いたかったね、こういう女。もっと他の結末は無いんだろうか?
 
 …と、こう書くと、なんだかおすぎさんのような気分だ。
 
 それにしても重かった。重すぎだよ。ノンケの子持ち。子持ちのノンケ。どっちでもいいが、こんなノンケ、絶対こういう結末しか無いじゃないか。子供を出してしまうと、子供のためを考えての結末…になるのは、社会的な声を考えても当然のように思える。やっぱ、炎多留に出すべきじゃないよ、女子供。

 ゲイはやっぱりマイノリティなのか。そこで真剣に考えた。

 …マイノリティなんだろう。だからこそのゲイじゃないか。でも、主人公の台詞は哀しかった…
「俺たちの世界にご主人を巻き込んだのは、俺のせいなんです!」

 あんまりムシャクシャとするので(坂谷さんの女房のせいさ)、昨日の続きのところ、篤志のプールサイドの辺りからやってみることにした。

 さて、昨日は篤志がメールをくれて…そこまで行ってみる。
 やがて、チャイムが鳴り、新聞屋のおっさんが集金に来て…
 そこに篤志クンの声。戻ってきたー!

 そうだなあ…。これもいい。
 いいが…改めて思う…結論:

 勇の不合格のシナリオほどには泣けん。


 幼馴染みとか、幼い頃の記憶とか…この手のネタに弱いからなー、自分。私が何故炎多留でコミック描きたいと思ったかといえば、この勇の大学不合格シナリオがあったればこそ、だもん。これ以上に私が泣けるシナリオ、まだあるかなあ?

 勇の流した涙が…一番好きだ。
「兄ちゃん…思い出してくれたんだね」
勇の頬に涙が伝った…この涙が一番好きだ。

 また勇と…やりてーなぁ…。


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