早瀬の呟き日記

2012年03月14日(水) ジキル&ハイド

鹿賀さんとマルシアのコンビが強烈だったので、どうかなーと思ってましたが、素晴らしかったです。
メイン3人の歌唱力がとにかく安定していて、これがミュージカルよね!という感じ。
このキャストでライブ版CDを出して欲しいなと思いました。
石丸さんは、一途で真面目だけどどこか傲慢なジキルと、その裏返しであるドSなハイド氏とを演じ分けていて、どちらのソロにもうっとりです。
ドSな石丸さんいいわーいいわー
ワイルドなロングヘアが結構似合う!
ちょ、ルーシーそこ代われ。(※死にます)
「罪な遊び」で結構色っぽいシーンもあって、おおーこんな石丸さん見たことないわよーと興奮するわたくし。
笹本さんはキムのときにはあまり印象に残っていないのですが、エマはすごく良かったです。
濱田さんのルーシーもまた雰囲気が違っていて、もしかしたらすごく小さい頃はお嬢さんだったんじゃないかなーという印象。
ヘンリーへの恋心が自然体というか、対等な感じがしました。
ルーシーとエマの「In his eyes」が素晴らしかった! きれいに重なってました。
アターソンが吉野さんで、今までで一番チャラい弁護士なんですが(笑)ジキルとの対比でこれくらいがいいかもと思いました。
パーマの髪型が似合っててかっこよかったです。
イロモノではない吉野さんは珍しい(笑)
あと、初演でもそうでしたが照明がいいです。
神々しさ、善と悪、照明で演出してる部分が結構大きいかな。
もともと音楽よかった上に実力派キャストが揃って、これはリピーター出ますよね〜。私ももっかい観たいかも・・・(^_^;)
というか石丸トートを取らなきゃ。
個人的に、カーテンコールで手を振る石丸さんが楽しそうだったのが安心というか、よかったなーと。

あとオフィのインタビューより。

「まあ、ジキルの方が役作りしやすかったですが・・・。」

で し ょ う ね (笑)

「ハイドはと言えば、自宅でお酒を飲むと、ちょっとハイドが出てきたりするので、それを少しずつ舞台上で大きくして役を作っていったりしていました。」

自宅でというところが実に石丸さんらしいというか・・・
見てみたいんですけど!酔ったハイド石丸を!!

「僕は良いジキルじゃないように役作りをしてます。」

納得。

石丸さんほど「好青年」という言葉が似合う人を他に知らない。
あまりに好青年で「そんなはずない!人間どっかに歪みがあるはずだ!」と思ってしまう汚れた大人ですが、彼に限っては正真正銘の好青年かもしれないと思う今日この頃です。

(思い出し追記)
ルーシー刺殺の前にハイドが歌うシーン、鹿賀さんは割と最初から怒ってて怖いんですが、石丸さんは途中までジキル?っていう優しい感じで歌います。
それがまた怖い!

どうでもいいんですが、S野兄弟はどっちも服装のセンスがややぶっ飛んでるような気が(笑)


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琳 [MAIL]