| 2008年07月13日(日) |
汚れっちまった悲しみに・・・ |
浅田弘幸の美麗な中也さんに目が眩み、集英社文庫を買ってしまった早瀬です。 美しすぎる。 どんな同人誌だ。 ていうか、アタシ何冊目だ、中原中也詩集・・・ 付箋貼り付けた読み倒し用の角川文庫版と、全集版。あ、まだ3冊目だ(苦笑) 小畑健の芥川もそうだけど、「表紙次第で売れ行きが変わる」と出版社が気づくのが遅かったですね。 もっとも、エコの観点からは本など売れない方がいいのかもしれませんが。
中也さんの年齢を追い越したら、もう彼のような生き方はできないですね。 大岡昇平が「中原と絶交したのは、彼が自分のように不幸になれと私に強制したからだ」というようなことを言ってましたが、まあ確かに、強制されるとつらいものがあります。 あんまりに、剥き出しすぎです。 だから、汚れていくのです。 汚れをまとわなければ、自分も他人も傷つけるだけです。 それでなおかつ詩人にもなれなかったら、もうただのダメ人間です。 その汚れで、その剥き出しの魂を包んで。 人々の中に身を潜ませるのです。 それが、大人です。 汚れちまったことは、悲しいことじゃない。 でもときどき、自分の中に埋もれている「あの頃」の記憶が、彼の言葉で呼び覚まされるのです。
僕は一人で、行けます、行けます、 /別離
・・・と叙情的に書いておいて、「ひぐらし」がゲームとして面白いのかどうかに疑問を持つこの頃。 これ、ゲーム性はないに等しいのでは。 マンガや小説で読んじゃった方がいい気がする。アニメ見ようかな。
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