| 2007年12月11日(火) |
失くしたものと得たもの |
大人になるに当たって、そして、少なくとも「社会人」と呼ばれるものになるに当たって、捨てたものはいくつかある。 自然となくなったものもきっとあるだろう。
例えば、「ここではないどこか」を夢見る気持ちだったり。 いつ死んでも別に構わないというニヒリズムだったり。
その代わりに得たものは、人間しょせん死ぬときに持っていられるのは思い出だけだ、という開き直りだったり。 自分が自分をどう思おうが、他人が思うこととは別だ、という割り切りであったり。
それを後悔したことはないし、これからもきっとないだろう。 でも、自分が捨てたもの失くしたものを、同じ年代なのにまだ持ち続けている人に出会うことがある。
手前勝手だとは思うけれど、変わらないでいて欲しいと願ったりする。 自分が何を失ったのか、思い出させてくれる瞬間が結構好きだ。
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