| 2005年11月24日(木) |
女の一代記 瀬戸内寂聴 |
自分にはまったく無縁なので、修羅場な恋愛の話が好きです。恋バナの醍醐味は他人事であるということでしょう(笑) てな訳でこれを見たんですが・・・う〜ん、「アスペクツ」のローズを思い出すなあ、というか、演出が悪いのか宮沢りえの気の抜けたナレーションが悪いのか、あんまり胸に迫るものがなくて、たとえば「フリーダ」のような確としたスタイルが伝わらない感じ。「情熱」というより「無思慮」に見えて、この人自分を見つめたことあんのかな、ないんだろうな、ないからこそ男に愛されるんだろうしな、と。 だらしのない男二人が気の毒でもあり、でも自業自得な感もあり。でもどちらも割と好きな俳優なので、そこそこ楽しみました。 しかしこれ見て思ったのは、結局恋愛って当事者と第三者とでまったく別物だということで、小杉がいくら「僕達のはそういうんじゃない」と言っても、「器用な不倫」にしか見えないし(奥さんが出てこなかったから余計にそう感じたのかも)、「愛ルケ」の菊治のアホさ加減も似たようなもんなのかもしれないな〜。 ちなみに、私は寡聞にして不倫の末に幸せになったという例を知りません。そのときは良いようでも、のちのち子供の人生に影響したり、血縁関係者に禍恨を残した例しか知らないですね。
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