早瀬の呟き日記

2003年11月22日(土) 我々は無辜の市民ではない

頻発するテロに対して米大統領が、「無辜の市民を狙った無差別で許しがたい行為」と批難していたけれど、民主主義の国で選挙権持ってたら無辜の市民ではありえない。
それに、この世には水戸黄門的正義なんてありゃしないんだから、どちらかに荷担したらどちらか(あるいはどこか)から恨まれるのは必定で、それでもいいと腹を括るのが決定するってことで。
何にしても、有事法制化と改憲に積極的な勢力にはまたとない機会になりつつあって、それをあえて拒絶しなかったのが今月の衆院選の結果だった。
だからって有権者全員にテロで死ななきゃならないほどの責任があるという意味ではなく、そりゃあたしだって殺されたかないし、家族友人が死ぬのも嫌だし、下っ端に自爆テロをけしかけて自分はどっかに隠れてる黒幕には、反吐が出るんだけど、劣化ウラン弾を(たぶん我々よりは)無辜のイラクの市民にばら撒いた国を支持しちゃった国の有権者だから、責任がない訳じゃない、と思ってはいる。
世界史をそれなりに勉強するようになってわかったことは、自国だけで現状を築き上げてきた国なんてどこにもないってことと、いつだって、パワーバランスで物事は決まっていくということ。
今、正式な政府になっている政治勢力が、もとはテロ組織と紙一重だったりすることも珍しくないし、オーストリアは武装中立国だけど、NATO加盟してる。
ああ、世の中って複雑だ。
個人的には、なるべく人を殺さない国の有権者でありたいんですけど・・・。


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琳 [MAIL]