早瀬の呟き日記

2003年03月02日(日) 「マルホランド・ドライブ」ってすげーかもしんない

前半がつらいし、結局話がよくわかんなくてちょっとなあ、と思ったデヴィッド・リンチ監督の「マルホランド・ドライブ」ですが、ある一点を中心に虚実が入れ替わるというアイデアは小説の参考になるな、と思い、もう1回見返しました。もう1回見てもやっぱりわかるようなわからんような、時系列が非常に複雑な構成ですけども、じわじわと「すげえ・・・」と感じるようになりました。「女はまだ見つからない」とはどういう意味だったのか? あの死体は何故あるのか? 青い箱は何故出現したのか? リタは何故「クラブ・セレンシオ」を知っていたのか? 沢山の謎があって完全にはわからないのですが、あれこれ想像しているうちに、「もしかしてこれってすげーアイデアなんじゃ・・・」と思い始めました私。夢オチだと思ったけど、そうじゃないのかもしれない。あれはあれで一つの「現実」だったのかも。あの青い箱の中と外で、世界が反転している。その秩序を監視する人間達がいる。ただ、何故ダイアンの願望のとおりに「世界」が再構成されたのか、そこがよくわからんのです。「だって主役だから」とかいう理由じゃなかろうな(笑)
なんかね、「ガンパレード・マーチ」の世界の謎を思い出しました。時間は一度流れているのではないか、世界の秩序は情報量によって保たれているのではないか。ガンパレの世界設定を参考にしながら考えると、割合適合するような感じです。でも本当のとこはわかんない。どっちも(泣)
うーん、何にしてもやっぱりリンチって天才なんだろうなあ。返却する前にもう1回くらいチェックしておこうかしら。
ちなみに映画初見の感想は↓にあります。

http://pink.candybox.to/art-w/tackynote/tackynote.cgi


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琳 [MAIL]