とりあえず著者校を担当氏に送ったので一安心。ちょこちょこ加筆もしたので、もしかしたら、また再校正になるかもしれないです。 早瀬も初めて知ったんですが、校正って、誤字脱字のチェックだけじゃないのですね。意味の通じにくいところとか、差別用語とかもチェックするんです。早瀬でさえ何箇所か「?(意味が通じにくい)」とチェックされてたところからすると、森博嗣氏とか古井由吉氏なんかかなり「?」マークが付けられてるんじゃないかと思います(笑) あと、表記法に関してもチェックが入るのには驚いた。効果上、直接話法にして「」を抜いたところにも、「」挿入のマークが付くんですよね。単純に会話なら「」ってもんじゃないだろう、と思うんですが・・・。 しかしまあ、同人やってると、どうしても自分の好きなようにしか書かないから(笑)勉強になりますな。
佐藤亜紀の「バルタザールの遍歴」を読みました。「これが駄目だったら死ぬしかない」という思いで書いたと、どっかの雑誌で言っていた作品で、新潮のファンタジーノベル大賞受賞作。 確かに、上手いとは思いました。でもどうも・・・半端にファンタジーにする必要はないんじゃ、という気がしました。本格歴史小説の方が向いてそうな気がするんですが、微妙にファンタジー混ぜるんですよね、設定に。それがどうもあんまり活きているとは思えないんだよなあ・・・。ファンタジーならファンタジーでいいんだけども。どっちつかず、というか。 割と玄人好みの作家で、評論家の評価は高いけど・・・正直、後になって評価されるタイプの作家かな、という気はします。
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