2002年03月01日(金) |
日記リニューアルと鴨居玲 |
という訳で日記を新しくしてみました。 早瀬のPCはメモリがちょびい〜っとしかない古いノートなので、こんな毎日のぼやきを保存しておく余裕がないのです(泣) 最近は便利になったものですなあ・・・。(年寄りか)
たまたま読んだ本で鴨居玲という洋画家を知り、興味を持ったのでネットでちょっと調べてみました。 睡眠薬をつまみに酒を飲むのが日常の人。 「人間が好きです」と言う明るさの裏で、「あなたにとって絵とは?」と問われると「苦痛そのものです。」と答える人。 ネット上で見た彼の自画像と、「廃兵」の絵に私は泣きそうになりました。 そこには、「苦しみ」そのものが描かれていました。 それも、一切の甘えのない、厳しさだけが生み出す苦しみです。 見ている方も苦しい。 でも追い詰められるような苦しさではない。 溢れ出てくるような、苦しさ。 いとおしさと、よく似ているのかもしれません。
ちなみに、以下はシャガールの言葉です。 「ここにたったひとりで座って、キャンバスと格闘するのがどんなに辛いことか、誰にもわかりはしないよ。」 「アイデアが出てくるのを待っていてはだめだ。アイデアなんてものは制作しているうちに出てくるものなんだ。準備をしすぎるといつになっても仕事にとりかかれないよ。創造というものは、それ自体が準備なんだ」
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