また帰って来たロンドン日記
(めいぐわんしー台湾日記)
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2004年09月16日(木) |
【映画】Japanese Story |
台湾留学時代にクラスメイトだったカナダ人華僑の友達がロンドンに来ているので会った。チャイナタウンで飲茶をし、その後映画を見ることに。彼が「Japanese Story」って言うのをそばの映画館でやっているよというので、チャイナタウンそばのプリンスチャールズ・シネマへ。 彼に飲茶をおごってもらったので、ここは出そうと値段を聞くと、ふたりで6ポンド(1200円)。そうだった、ここって安いんだよなー。
この映画、オーストラリア映画。オーストラリアに来た日本人男性とオーストラリア人女性が恋に落ちるというちょっと珍しい設定。西洋人男性が日本人女性とエキゾチックな恋に落ちると言った風な典型的な植民地主義的な映画でないのがまずうれしい(笑。2003年の映画で、Allcinema Onlineでもまだ紹介記事がアップされていない。
適当なホームページも見当たらないのだけど、
http://www.youmaga.com/event/movie/review/review_21.html
このかたの批評はニュートラルでいいかな。
http://www.smh.com.au/articles/2003/09/19/1063625206042.html?oneclick=true
これは英語のサイト。オレも読んでません(笑。
この映画、俺的にはすごく好きでした。いろいろ腑に落ちないところもあるのだけれど、ヒロイン役のトニー・コレットが良かった。やはり外国人と恋に落ちてしまい、彼と対等な関係を模索しようとするとこういう風になってしまうよね。オレはそう思ったので、この映画せつないですね。そういうところに共感できない人にとっては、あらばかり目についてしまう、つまらない映画になってしまうかもしれません。
特筆すべきは、ほとんど言語に依拠していない映画だということ。字幕なしの英語だけで聞いても、ほとんどストレスがなかった。それに加えてオーストラリアの鉱山、砂漠、湖など、映像が面白く、またきれい。ヒロイン役のトニー・コレットにはオレも惚れました!
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