子供の頃は楽しかった。
裏のおばあちゃんちに行って、ほおずき飾るの手伝ったり、きゅうりとナスで馬と牛を作ったり、色紙切ったり。
母のほうの実家に行くのも楽しかった。
普段あまり会えない従弟達と遊んで、サイダー飲んで、お刺身食べて。
子供たちだけで、近所の酒屋にビールの買出しに出かけたり(笑)、そんでご褒美もらったり。
だけど、大きくなると共に、そういうのもなくなって・・・線香立てにすら行かなくなっていた。
結婚したら、商売上「お盆」は年末と肩を並べる繁忙期という見かたになって、そして、「行くもの」ではなく、「来るもの」つまり「お客さんを迎える立場」になっていた。
自分の実家関係とか行くけれども、それ以上に自分の家にオットの親戚がわらわら来るというイメージが固定されて、接待ベタな私は、お盆がどんどん苦痛になってきてしまったのです。
だけど今年は違いました。
つづく。
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