ハイ!今晩わんこそば!! 前回、「土佐高校」と書いた気がしますが、「土佐丸高校」の間違いでした!!いや〜すいません!といいついつどっちでもいいよな・・・そんな事。誰か読んでるんだろうか?これ。 なんつーか、昔の漫画らしくとっても主人公中心でどの編が山田の奴ってば凄いのか地味で分かりません。あと、気になるのが、土佐丸高校は甲子園準決勝の相手だったんですが、決勝の相手の高校は廃坑に伴い学校がつぶれるという運命にある可愛そうな高校ながら、土佐丸高校ほどのはっちゃけぶりがなるくてねえ・・・なんつーか土佐丸高校の闘いで負傷した里中の独壇場って感じ・・・。「里ー中!」という声援もまったく聞かずに「山田に惚れて明訓を選んだのはまちがいじゃなかった・・・!!」とか「山田に惚れて・・・」を一回の試合で2回いいましたよこの子!!ストーカーもここまでくれば天晴れですね!山田に対する信頼ぶりと何を見ても山田これを見ても山田!!負傷したための頭痛を誤魔化すために「あはは、この鯉山田に似てる」の台詞はなんつーか、深読みしたくなるっていうか、俺の恋(鯉)は山田そのものだぜ・・・みたいな・・・。スイマセン!おかしいのは私でした!!でも、別に萌えるっていうより里中の山田Loveぶりが凄すぎてツッコンでないとかえって気まずいというか・・・。そんな感じですよ。何故か山田の妹が甲子園にまで付いてきて同じ宿舎にいるんですが、その子が「里中ちゃん!一緒にお風呂はーいろ!!」っていうのもアレですが、山田の「里中風呂に行こう」というのも衝撃だった・・・。山田兄妹はお風呂好きでやたら一緒に風呂に入りチームメイトの岩城という奴(まあ、こいつも変人なんですが)に「いやらしい!!」と言われておるんですよ、そのお風呂でスキンシップ兄妹に風呂に誘われた里中は、あの兄妹の感覚でいえば家族に迎えられた感じですよ!よかったね里中!!つーか、そうなってくると里中の山田へのベタぼれぶりがかなり暑苦しくなってくるというか・・・。里中ちゃんはちっこくて女顔でものすごい上目使いで見つめてくる挙句、我慢強いんですが、「山田・・・山田〜・・・おれ、おれ・・・」なんて言いつつ頭が痛くてボールが投げられないって泣くんですよ。それを支える山田・・・が、山田がさ〜亀を彷彿とさせるほどの猪首なフォルムと細目もあいまってものすごいオッサンくさくて里中とのアンバランスぶりが、なんとも恥かしいんですよ!!!あわわああ!! まあ、そんな事より土佐丸高校ですよね〜!! 土佐丸高校は「鳴門の牙」なる男を首魁とする高知県代表(つーか土佐代表)のチームなんですが、我らが明訓とくしくも同じ宿舎なんですよ! 来るときから只者じゃない奴らで学校を出てから行方不明だっていうじゃありませんかー!!! いま・・・書いてたものをうっかり消しました・・・やる気うせた・・・。せっかく土佐丸の恐ろしさを・・・鳴門の牙こと犬飼小次郎さんの異常な理屈をお伝えしようとしていたのに・・・!! なんかもお、やる気うせたんで。 小次郎さんのもみ上げほどにも暑苦しい小次郎異常語録でも書いときます。 正確に書けるかどうか記憶にかかってしまいますが、どれもインパクト大なのでなんとかなるでしょう。宿舎についてからの土佐丸の練習風景から抜粋。「嵐」という名の土佐犬を連れ満月をバックにホームベースを一つ放り投げて・・・。 「世間のやつらは俺達を不良チームとののしる。しかし、真紅の大優勝旗を野球王国四国へ持ち帰るためにはそんなたわごとは馬耳東風だぜ!!」 「汗と泥にまみれた高校球児・・・そんな時代はもお終わった。命を賭けた血を血で洗う死闘だ!!!」 「最期のしあげにはいる・・・おびえるな!これをやりとげたことによってきさまらはこわいものなどひとつとしてなくなるのだ!!」(小次郎さんは突然ひらがなしか喋らなくなるのが気になりましたよ。激しくね!) この後、小次郎さんいわく最期の仕上げがはじrまるんですが、部員達にベースタッチを強要。しかしそこには土佐犬の嵐が立ちふさがるんですよ!!そこでの小次郎さんのヒトコト。 「ひるむな!嵐に血の一滴でもふきださせてみろ!!!」 もお、むちゃくちゃですよ。動物虐待。 しかし、部員も土佐犬相手に勝てるわけもなく、嵐にのしかかられた挙句肩から血を吹き上げる始末。そんな苦楽を共にしてきたはずの部員にむかって小次郎さんがいうには・・・。 「バカやろうなんてざまだ嵐にひと太刀をかませんまでも嵐をかいくぐってベースタッチくらいできねえのか!やりなおしだ。成功するまでつづける!!いつまでも成功しなけりゃおまえの体は嵐の餌食になるんだぜ!」 あわわわ・・・・!!!チームメイトにむかって犬の餌呼ばわりですよ! 「部員はくさるほどいる。お前が死んだところで土佐丸はビクともしねえぜ。」どんな野球部ですか。こんな目にあってまで退部するどころかくさるほど部員がいるなんて。小次郎さんってばウソはいかんよ。むしろギリギリ九人いるかも怪しいよな。部長のペットの餌食になるなんていくんらなんでも勘弁してほしい。 それにしても、小次郎さんの論理は凡人とは違いますよ。さすが体毛のやたら濃そうな兄貴体質ですよ!!翌日も朝から嵐と練習です。 継ぎはぎだらけのミトン(これがどう見てもミトンなんですよ!グローブっていうよりミトン!!)を嵐にかみつかせてるんですよ!!どうも朝飯を部員ととらずしてまでやたら濃い顔と泥だらけのユニホームで練習です。その嵐との風景を見て明訓の面々が会話をしてるんですが・・・。 「牙をみがくための練習さ」「アホ。嵐が牙をみがいてなどないすんねん。試合するんはイヌやのうて人間やで。」「そうだよな。甲子園まで来て闘犬の訓練もないと思うんだが」「昨夜の盗塁の練習といい・・・これには何かあるぜ。野球の作戦に通ずるなにかが・・・」とか言ってるんですよ。 何かあるぜ。野球に通するなにかが・・・とかいってますが、むりやりですよね!!!私にもただの闘犬の訓練にしか見えませんよ。 犬飼「さあ、嵐。もう、終わりだ。ごくろうだったな。」嵐「クウ〜ン」 嵐のクウ〜ンがさりげなくカワイイんですけど、この会話。ご苦労だったなというからには小次郎さんにとって役にたつんだけど、嵐にはご苦労なだけなのか?闘犬の訓練にしても嵐を気遣っての小次郎さんの愛情ゆえのいたわりなのか?むりやり野球に結び付けようとする明訓ナインの会話がしらじらしいほどに小次郎さんの愛犬大好きぶりの方がメインなシーンなんですけど、「ドカベン」読んでると思わせぶりなシーンや思わせぶりな台詞をいいつつ、連載をしていく過程でそのこと自体を忘れたのか、面Dくさくなってなかったことにしたとしか思えない展開をみせることがあるので、今回の盗塁の訓練、闘犬の訓練もどういう展開をみせるのかまったく読めませんよ。でも、台詞がいちいちめちゃくちゃでモノスゴイ要求を兄貴ずらで叫ぶ小次郎さんはナイスキャラクター!初対面のとき土井垣さんを気にしておられたのが拙者としては気になるところです!!いやあ、拙者としては里中はかわいいけど山田狂いがすごいというか好みがデブ専?としか思えないとことかストーカーだとか、もろもろの変人ぶりに素直にキャー!里中く〜ん!!といえないというか・・・。(もお、あいつは山田に抱かれたいぐらい思ってる域だぜ?ここだけの話・・・。怖いよー!)山田は見た目からしてなんかもお〜女性ファンをどう獲得していいのかほとほと困る体格をしており、この際里中以上のカワイイのがオマエに惚れるとも思えないから手をうっとけといいたくなることもしばしばですが、そういう女にもてないというところも徹底して男性ファン獲得男性ファンへの好感のみを狙ったキャラクターなんだな〜って思いますよ。や、要は、拙者は山田には興味ないってことですよ。あるとしたら、黒い山田を見つけるという興味ですよ!!「いい人」でインテリデブな山田が時として見せる激しいツッコミと里中に対する親切ぶった鬼畜行動に拙者の目はくぎずけ!ですよ。土佐丸の話がひと段落しないうちに、黒山田報告が出来るかもしれん!!でも、画像がないと説明しにくいなあ〜。いや、でもぜひ!!山田のやつはアノ見てくれに騙されがちだが黒いよ時々!!それをまた里中は見ないし、見ようとしないのよ!その盲目振りが怖い。ここまで初めは里中がこわかったけど、里中を手なずけた山田の方がもっと怖いよ〜ブルブル。この細っこいのとデブの組み合わせが水島先生は好きなのか、神奈川県予選であっという間に散、中学野球編から出ていて里中と同じく山田に高校行きを進めたライバルに不知火守と雲竜(名前覚えてないよ)ってのがいるんですが、こいつらも細いのとデブなんですよ〜。まあ、どちらもビッグサイズで不知火はハンサムスタイルで足長。雲竜は山田の三倍くらいあるんですけど。ともかく、この二人学校も違うくせにやたらと二人でつるんで現れて予選で負けてもまだ山田のストーカーを止めるつもりがないのか、不知火に至っては予選で投げられなかったフォークボールをわざわざ練習してまで本大会の要チェック選手に対抗する練習を山田に強要してるんですよ。まあ、山田だから涙だして喜んでくれますけど、普通中学からずっとストーカーな挙句高校進学にまで絡んできて予選に負けても山田に絡もうとしてくるなんてガクブルものですよね。拙者この二人のうち不知火君が結構好きなんですけども、このストーカーぶりには参りますよ。かろうじて山田と同じチームになりたいとか思わなかったのが救いだよ。彼は帽子を四六時中かぶっていて鍔の部分を一部カットして片目だけ出してるんですが・・・予選で実は左目が義眼だったというね。真実がありまして・・・でも山田は容赦しません。おもいっくそ不知火君の死角になるボールを里中に要求。不知火君のいる高校を負かしましたよ。試合のあとで距離感が掴めないだろうにピッチャーなんて凄いとか言っても嘘くさいよまったく山田めー。不知火と雲竜の二人はやたら二人で出てくるので、お前らどのくらいの頻度で連絡取り合ってんだよ!と思ってしまうというか・・・。ぶっちゃけ、山田と里中、雲竜と不知火見てると見た目のハードルの高さで邪推をとどまってるだけでつながりだけを見てるとモノスゴイ仲良しで邪推回廊とどまるところを知らずです・・・!!でも、山田と里中はそれを超えてしまってて怖い!!巻が進むごとに無邪気なだけの時代をすぎるのかと思うと怖い!!ドカベンってプロ編とかあるんですよね〜。大人になってまで里中がああだったらどうしよう・・・。今のところ山田と里中でとどまってますが・・・それというのも、それほど他のメンバーはチーム内多校ともそれほど交流がないってのが現状なんですよね〜。真っ先に腐女子の餌食になりそうなキャプテン土井垣も蚊帳の外って感じ・・・今のところ。 でも、小次郎さんに目をつけられてた!!!!(そういえば!) もしかしなくても、波乱の予感か? 土井垣さんはとってもカッコいいという事になってますが、一見眉毛かかれてないので、どう見ていいのか窮するのですが、見てるうちになんともかっこよく見えてくるんですよ〜。横顔になるとまつ毛が描かれるんですが、なんとも品がよろしくていいです。時々えらそうな発言がありますが、目上に対して失礼がなく。ありえない程の暴言に容易にキレもせずさらりと返し、自分のポジション(キャッチャー)を山田と変わるにしてもかなりあっさり変わってくれるあたり、ものすごい人格者ですよ。明訓メンバーのなかでは唯一のハンサムスタイルで性格もいいって凄いキャラクターだ。ただ、男性ファンへの牽制なのかやたらに作者が女の子にキャーキャー言わせてるのがかえって気の毒。特に感想もなさそうなところも土井垣さんってばかっこいいんですけどー。もお〜土井垣さんのカッコいいシーン求む!ですよ。ポジションはファーストなので素敵なポーズとってくれて嬉しいですけど、土井垣さんにも友達とか出してほしいですよ!これが犬飼小次郎だったらだったで面白いんですけど、小次郎さんしだいだなってきがします・・・。でも、同年代の友人なんていそうもない(むしろ犬しかいない)小次郎さんですから仲良くなんてなれるのか、どうか・・・。 そんな小次郎さんの甲子園開幕式の朝のお出かけのかけ声で終わりたいと思います。 「よーし!出かけるぜ。血の海甲子園球場へ!!!!」 小次郎さんにとって甲子園ってどんななんでしょうね。 何か勘違いしてるとしか思えない発言の数々でした・・・。
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