黒武日記
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 坂本編
2004年12月04日(土)

 坂本竜馬→サックス。土佐出身の自然児。人を引き込むカリスマと絶妙のタイミング、柔軟な発想(以上歴史読本坂本竜馬宣伝文より。しかし、一番気になるのが「一枚もってると大変便利坂本竜馬を取り巻く関係図」)。新撰組設立前の近藤土方がGST交響楽団(グレート・将軍・徳川の略)を聞きに行った帰りの事だった。「歳よぉ、おめえいい加減しねえと刺されるぞ。そもそもナンパって最近ひっかかる女なんているんか〜」などと、日ごろの土方の行いついて小言をいう近藤に、せっかく二人でコンサートに来た帰りに、女とちょっと食事をしたりいちゃいちゃしたりここでは言えない事をしたりしたことを話題にしなくてもいいじゃないかと土方がお冠だったころ・・・物凄い人だかりが道端に出来ているのに遭遇。言うまでも無く坂本竜馬その人のストリートライブであった。ジャズ・ブルース・クラシックとジャンルの垣根を越えた幅の広さと確かな実力。音響の良くない雑踏の中にあっても竜馬の音は光っていた。感動する近藤。思わず前にならべてある録音状況があからさまに悪そうなお手製レーベルのついたカセットを購入するのだった。いそいそと家に帰るとさっそく押し入れからカセットデッキをひっぱりだし正座で聞く近藤と約束したわけでもないのにお泊り態勢に入って風呂を使ってあとは寝るのみ(つーかもう布団にはいってる)の土方の間に流れ出す坂本のサウンド・・・。「いいですか〜みなさん!人という字は人と人がぁ〜支えあってるす・が・たをぉしていま〜す!」ものすごいデジャブだった・・・。
 昨夜、某学校の3年B組担任のモノマネと思しき出だしからはじまったテープはあの後も延々と某長髪先生の名台詞を時に生徒の台詞を交えつつ流し続けたのだった。さんざん嫌な思いをしたにも関わらす近藤は次の日、坂本を探しにゆく。人のいい近藤は何かの間違いだろうと思ったのだった。





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