やっと連絡がとれたのは0時すぎ。
メールで
「今タクシーで帰ってる途中」
かなり遅くまで残業。
メールには
「おやすみ」
とあったけど
数分後、いてもたってもいられず電話。
電話の向こう側からは疲れた声。
そーとーキテる。
それでもあなたはあたしの体調を心配し
あたしの状況を心配し
あたし自身を心配する。
「大丈夫??」
そのコトバを聞いたとたん
涙が溢れてきた。
泣いてることがバレないように
「大丈夫だよ。」
とだけ答えた。
あなたの声はいつもとは違い
疲れとは別に何かしらの重たさがあった。
ご飯も食べずに寝るといっていた。
そばにいたいと思った。
何か役に立ちたいと思った。
できることすべてしたいと思った。
離れたくないと
離したくないと
離れないと
離さないと
思った。
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