2009年04月21日(火) |
Thank you for the wonderful night☆ |
MOVIEmemo。
○その日の前に ★★★☆☆
永作博美好きの、永作博美好きによる、永作博美好きのための映画。
もちろんあの透明感やBest of 童顔ぶりも大好きなのだけれど。 あの人の中の輝きは、やっぱり生活感に尽きると思う。 美味しいものを食べ。 眠り。 愛する誰かと、愛しい思いを通わせ。 時に怒り。 哀しみ。 意地を張ったりもする。 そういう、人間としての当たり前の営みをきちんと体現できる人。
演技としてではなく、きっと毎日をちゃんと送っている人の骨太感。
ナンチャンもよかったけど、やっぱり永作☆
大林監督のdirectionも年輪を感じさせた。 新進気鋭の、現代の空気感を鋭く切り取るっていう手法ではなく(そういうものが ものすごく好み)、いいものはいいよねという感じ。 どっしりとした創り方。
あいにく雨が降っていた。 週のド頭だというのに(昨日は無事OFF)、忙しさにやられて、Liveに出かける ことにする。 明日はam休みが取れたし。 遅くなっても大丈夫。
Shima&ShikouDUO AL. Release party。
最寄り駅に着いてもじゃかじゃか雨は降っていた。 煙る靄と海の匂い。 人気のない道路。
1stの途中で滑り込めたのだけれど、Liveは、素晴らしくよかった☆ 島くんのラッパは冴え。 志功くんはにやりとしながらフレーズを奏でていた。 お互いがsyncloして、音が高まっている感じ。 音が重なる時は、瞬間として素晴らしい。
そして、以前イマイチだなー(好きでよく聴いていたのに)、と思っていた ミズノマリさん(From paris match)も今日は文句なし。 これぞわたしが好きだったvocal。 冷たく、甘い、都会の吐息のような声。 素晴らしかったなー。 自らおっしゃっていた口唇も素敵でした☆
わたしのすぐ隣に、センスイマイチ(&付き合ってる?)な若めの男性2人組が 座ってた。 明らかに野暮ったくて、Jazzclubなんかにも来たことのないような感じで、 しきりにあたりをきょろきょろ。 Menuを見ても、その値段の高さにびっくりしたようで、うっかりお水を頼んで しまい、ウェイターさんに苦笑されていた(1drinkだから)。
ちょっと落ち着かなくてヤダなーと思っていたのだけれど。 雰囲気壊れるし。
でも、演奏が始まったら、きらきらした眼差しでShima&Shikouを見つめ。 Liveが終わったら、ほおっとした顔で、しばらくぼんやりとしていた。 そして、「ホンット今日来てよかった!」と力強く呟き。 「絶対頑張ろう。目指そう!」と決意を表明し合ってた。 そんなやり取りを見て、何だか気持ちがよくなった。
どんな人にも音楽は平等なんだな。 そういう人と自分をも繋いでくれるものなんだな。
最後に、発売日前のCDを買った。 サインを入れてくれた。 相変わらず島くんは覚えていなくて、志功くんはやっつけだった。
話が繋げなくて、思わず。 “素敵な夜をありがとうございました”何て言ってしまった…。 ちょっと恥ずかしかったけど、口に出してから、それに勝る感想はないなと 思えた。
島くんは、心からにこりとしてくれた(ように見えた)…。
♪BGM/Shima&ShikouDUO AL.『Poetry』
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