4254.0516の日記

2009年04月21日(火) Thank you for the wonderful night☆



 MOVIEmemo。

 ○その日の前に ★★★☆☆

 永作博美好きの、永作博美好きによる、永作博美好きのための映画。

 もちろんあの透明感やBest of 童顔ぶりも大好きなのだけれど。
 あの人の中の輝きは、やっぱり生活感に尽きると思う。
 美味しいものを食べ。
 眠り。
 愛する誰かと、愛しい思いを通わせ。
 時に怒り。
 哀しみ。
 意地を張ったりもする。
 そういう、人間としての当たり前の営みをきちんと体現できる人。

 演技としてではなく、きっと毎日をちゃんと送っている人の骨太感。

 ナンチャンもよかったけど、やっぱり永作☆

 大林監督のdirectionも年輪を感じさせた。
 新進気鋭の、現代の空気感を鋭く切り取るっていう手法ではなく(そういうものが
 ものすごく好み)、いいものはいいよねという感じ。
 どっしりとした創り方。


 あいにく雨が降っていた。
 週のド頭だというのに(昨日は無事OFF)、忙しさにやられて、Liveに出かける
 ことにする。
 明日はam休みが取れたし。
 遅くなっても大丈夫。

 Shima&ShikouDUO AL. Release party。

 最寄り駅に着いてもじゃかじゃか雨は降っていた。
 煙る靄と海の匂い。
 人気のない道路。

 1stの途中で滑り込めたのだけれど、Liveは、素晴らしくよかった☆
 島くんのラッパは冴え。
 志功くんはにやりとしながらフレーズを奏でていた。
 お互いがsyncloして、音が高まっている感じ。
 音が重なる時は、瞬間として素晴らしい。

 そして、以前イマイチだなー(好きでよく聴いていたのに)、と思っていた
 ミズノマリさん(From paris match)も今日は文句なし。
 これぞわたしが好きだったvocal。
 冷たく、甘い、都会の吐息のような声。
 素晴らしかったなー。
 自らおっしゃっていた口唇も素敵でした☆


 わたしのすぐ隣に、センスイマイチ(&付き合ってる?)な若めの男性2人組が
 座ってた。
 明らかに野暮ったくて、Jazzclubなんかにも来たことのないような感じで、
 しきりにあたりをきょろきょろ。
 Menuを見ても、その値段の高さにびっくりしたようで、うっかりお水を頼んで
 しまい、ウェイターさんに苦笑されていた(1drinkだから)。

 ちょっと落ち着かなくてヤダなーと思っていたのだけれど。
 雰囲気壊れるし。

 でも、演奏が始まったら、きらきらした眼差しでShima&Shikouを見つめ。
 Liveが終わったら、ほおっとした顔で、しばらくぼんやりとしていた。
 そして、「ホンット今日来てよかった!」と力強く呟き。
 「絶対頑張ろう。目指そう!」と決意を表明し合ってた。
 そんなやり取りを見て、何だか気持ちがよくなった。

 どんな人にも音楽は平等なんだな。
 そういう人と自分をも繋いでくれるものなんだな。

 最後に、発売日前のCDを買った。
 サインを入れてくれた。
 相変わらず島くんは覚えていなくて、志功くんはやっつけだった。

 話が繋げなくて、思わず。
 “素敵な夜をありがとうございました”何て言ってしまった…。
 ちょっと恥ずかしかったけど、口に出してから、それに勝る感想はないなと
 思えた。

 島くんは、心からにこりとしてくれた(ように見えた)…。



 ♪BGM/Shima&ShikouDUO AL.『Poetry』


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