4254.0516の日記

2002年08月02日(金) みずみずしい気持ち。


 7月30〜31まで長崎旅行に行っていて、帰ってきたと思ったら8月の1日2日と
 府中で学校がらみの合宿。
 昨晩は先生方や学生&院生とともに飲み明かし、結局朝方4時まで話し込み、今日
 朝9時からの薬の講義に出席。
 夕方(というか夜)まで講義は続き、ハードスケジュールをこなしホッと一息状態
 です。

 今回の合宿は私の通う大学の連合大学3校とともに、朝10時から7時までの講義後
 懇親会を兼ねた食事会&飲み会。
 翌日も朝9時から5時までびっちりと講義は続き、脳ミソの回転をcool downさせる
 のに一苦労。
 もうものすごい勢いで刺激を受けて、感情の波が押し寄せては引いて自分でも圧倒
 されました。

 普段接することのない他大の人たちと、自分の学校の中でも良くわかっていない
 学部生の人たちと一緒で、みんなの勉強量と熱心さに自己嫌悪になることしきり。
 今まで自分は何をやっていたんだろう…みたいな。
 何でも出来る、やれる可能性があるのに、それに甘んじてた気がしてちょこっと
 ショックを受けました。
 でも、それも一瞬のことで、ものすごい向学心と未来への展望に心明るく光が射して
 きて、今自分なりの使命感で幸福な気持ちになっています。

 それまでいた環境はとても私の優しく、やりたいことがあればいつでもスタートを
 切れるようなとてもシアワセな場にいたのだけれど、4月から属するようになった
 環境はそうではなかった。
 ちゃんと自分で地ならしをして、走り出す方向を定め、それからスタートを切る…。
 それまでどれほど周囲の力に助けられていたかを痛感させられる日々でした。

 きっと私はそれに甘んじてしまって、誰よりそんな自分を歯痒いと感じながら、
 どうすることも出来ずここまできてしまったような状態。
 周囲を責め、自分を責め、とても良くない流れを作りつつあった。

 けれど今回の合宿に参加して、確かに自分の恵まれなさを嘆きたくもなるけれど、
 たくさん豊かな部分もあったりしたことを感謝できたし、生かせる材料さえ殺している
 ことをもったいなく感じた。
 尊敬できる先生たちがたくさんいて、そんな中で育てられている自分。
 それを活かさずして嘆いているヒマはない!

 今は他大で同志として頑張っている友達の姿をみて励まされたということも大きかった。
 まだ自分もここで停滞するわけにはいかない…。
 外から見る友達の姿は、何も変わらず、でも少し大きく見えたりもしました。
 そして『三つ子の魂百まで』的な、思考の一致が嬉しかったりもした。

 私が見ている世界はまだまだ狭く、理解している世界は一面的であることが多い。
 でも世の中には、『生きる力』を全開にして生き切ろうとしている人たちがたくさん
 いて、私たちの支援でそれを達成できる人がたくさんいそうな気がする。
 目に見えないneedsっていうのは思った以上に高いと思う。
 きっと誰か必要性を感じている人が存在しているような気がする。

 人間の命って理屈じゃない。
 どんな人も生死を選択できないながらも、みんな必死に生きている。

 そんな気持ちを心底感じながら48時間近くを過ごすことが出来た。

 まだまだ捨てたもんじゃない…。

 これだ!と思える何かに出会えるまで、少しずつでも全力で迫っていけたらと思って
 いる。
 まともではない”あの人”たちに任せるのはあまりにも心苦しいから…。

 ♪BGM/J−WAVE


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