2005年11月13日(日) |
ソニー関連会社、音楽CDにコンピュータウィルスを仕込む |
なぜか日本のマスメディアが報道している様子がないが、 米ソニーBMG社が発売している音楽CDに、トロイの木馬やスパイウェア (広義のウィルス)といった不正プログラムが仕込まれており、 それに感染しているWindows搭載PCが世界規模で相当数に のぼっていることが表面化している。 しかも、ソニーBMG社が提供する不正プログラムをアンインストール するプログラムを使用すると、システムを破壊する可能性があるとのこと。 これらの情報は数日前から盛んに流れているが、この度マイクロソフトが 正式に不正プログラムの「駆除」を発表した(*1)。 また、マカフィー社やコンピュータ・アソシエイツ社のサイトにも 既にこれらの不正プログラムが登録されている(*2)。
(*1)http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0511/13/news003.html (*2)マカフィー社 http://www.mcafee.com/japan/security/virXYZ.asp?v=XCP コンピュータ・アソシエイツ社 (トロイの木馬) http://www3.ca.com/securityadvisor/pest/pest.aspx?id=453096362 (スパイウェア) http://www3.ca.com/securityadvisor/pest/pest.aspx?id=453096364
[2005/11/20補足] CD屋の輸入盤コーナーで実際に該当CDを見てみたところ、 ウィルス入りCDは本当は音楽CDではなく、音楽CDを摸造した CCCD(コピーコントロールCD)であることが判明。マカフィー社の ウィルス情報などに「音楽CD」とあるのは正確には誤りです。
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