2005年08月08日(月) |
良識の府、良識を示す |
今日、参議院で郵政民営化法案が賛成125、反対108で否決された。 「良識の府」と云われる参議院の良識が示された結果だ。 これにより、なぜか衆議院の解散総選挙が早速決定したが、 これは「法案が衆院に戻され衆院で3/4以上の賛成が得られなかった」 という課程が端折られたと考えれば辻褄が合うか。 (そもそも、今回の件では衆院解散ではなく内閣総辞職をするべき 事案なのだが。)
総選挙について、小泉総理は先の衆院採決で郵政民営化法案に反対票を 投じた議員には「(自民党の)公認は出さない」と明言しているが、 法案反対と参院の判断は同じということを考えれば、衆議院議員である 小泉総理は参院を蔑ろにしているとも取れる。 また、反対議員の全選挙区に自民党の対立候補を立てるとも 明言しているが、これを芸能界で喩えるなら、「新加勢大周」を 大量生産するようなことに思える。
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