2004年07月30日(金) |
嘘だし、大げさでもないけど、紛らわしいというよりやはり嘘 |
家電店などのDVDディスク売り場で無料配布されている、 TDKの「DVD VIDEOがわかる本」という冊子を見てみた。 ページをめくっていると、どう考えても誤っている事項を発見。 06頁の一部を原文のまま引用すると
≫ ◎「録画(ビデオ)用」と「データ用」のDVDがあるけど? ≫ ディスクを選ぶ時は、「録画(ビデオ)用」を。 ≫ DVDレコーダーには「録画(ビデオ)用」をお使いください。ディスクに、私的録 ≫ 画補償金が付加してあり、著作権における個人使用をクリアしています。
放送番組を自分や家族が見るために録画するなどといった、 著作権者に許諾を得ない私的な利用は、私的録画補償金の付加の 有無にかかわらず、著作権法で明確に認められている。 にもかかわらずこのTDKの冊子では、ディスクへ実際に記録する内容は 全く考慮されず否応なしに課される私的録画補償金という制度の 問題点には全く触れず、そして、表記されているのとは逆の見方を した時に、私的録画補償金が付加されている製品を使用しなければ 著作権の侵害となる、という誤った表現がされている。
なお、DVD-RAMしか知らないが、私的録画補償金が含まれないデータ用 ディスクも、家電のDVDレコーダーでフォーマットすればビデオ用として 利用可能、らしい。
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