2004年05月11日(火) |
ファイル共有ソフトの「開発者」、逮捕されるが |
ファイル共有ソフト「Winny」の「開発者」が10日、京都府警に 逮捕された(*1)が、これについての報道がやけに偏向しているのは なぜだろうか。 昨夜のNHKニュース10では「摘発を逃れるために236回も改変を 繰り返していた」とか、見当違いな事をのたまうし。 (それはただのバージョンアップだろと。)
そもそも、開発者が逮捕されるというのはどうみても道理に適わない。 たとえば、のぞきに使われたため手鏡の製作所が家宅捜索されたとか、 七輪と練炭での自殺が相次いだためそれらの製造所が家宅捜索された とか、全く聞いたことがない。 京都府警のアタマは大丈夫なのだろうか。
まあ、この逮捕は今年3月に摘発された2人に対する著作権違反幇助 容疑とされてはいるが、Winnyを通じて広がったといわれる、いわゆる 「キンタマ」ウィルスによって捜査情報が流出した京都府警の 八つ当たりのなのは間違いない。
(*1)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040511-00000007-vgb-sci
註)この日記の筆者は、家庭内LAN以外でファイル等を共有した ことはない。念のため。(当然、家庭内LANはソフトではなくOSの機能)
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