untemporary melancholy

2003年05月10日(土) MS社がspam対策

 マイクロソフトが運営する無料メールサービスで、spam対策が
始まった(*1,*2)。
spamには、受信者がメールを開く際、HTMLメールに仕込んである画像も
自動的に開かれてspam業者のサイトへ画像を読みに行く、つまり
メールアドレスが有効であると業者に伝わってしまうものがある。
今回始まったspam対策はこれを防ぐものなのだが、総務省の
手ぬるくて激甘な法律「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」
第四条(拒否者に対する送信の禁止)を真に受けてはいけないことが
改めて明らかになった。

(*1)http://japan.internet.com/webtech/20030509/12.html
(*2)http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2003050801000384_It.html

 オプトイン(受信する意志を業者に明示している)以外の広告メールは
ネットワーク資源などの無駄遣いなので、総て迷惑メールと看做して
規制対象にすべきだ。
だが、それが実現しても、他人が誤って(または故意に)メールアドレスを
登録したことを装って広告メールを送りつけてくる予感がする。



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