月。
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ヒトはツガイになるのが自然の流れなら いつか一緒になるのはこいつだ と思っていたひとが居た
彼となら 何度でも出逢って 何度でも恋に堕ちる
そんな自信さえあった
もう二度と逢わないことが決まってから しばらくは彼を想って泣いたりもしたけれど 今では思い出しても心にチクリとする痛みだけが残るくらいだ
それは多分
思い出さないように 思い出さないように
必死で 穴を掘って 彼との想い出を 心の奥底に沈めてしまおうと していたからかも知れない
無意識のうちに
誰を好きになっても 基準は彼でしかありえなくて けれど彼に逢いたいと思えない自分が 彼を欲していない自分が
痛い
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