月。
DiaryINDEXpastwill


2002年10月23日(水) 撤回。

深夜の突然の電話

『泊めて』

かなり酔っ払っている彼からだった

もう二度と会うこともないと思っていた
泊めてと言われて断れなかったのは
私の意志の弱さ

数十分後に彼は やって来たけれど
今までと同じ言い争いを繰り返すだけで
私たち二人の間には もう何も生まれないことを思い知るだけだった

止まらない涙と
ごめんねと何度も繰り返す彼の言葉だけが
悲しいほど部屋の中に残るだけなら
もういらない

今まで 無駄な出会いなんてないと思ってきたけれど
出会わなければよかった
私たちは


杏 |MAIL

My追加