流風にそっくりなコに逢ったあなたにも逢わせたかった片方の目はオレンジもう片方の目はブルー違っていたのはゴールドっぽい配色の毛並みと彼だったこと思わず近付いて連れていたおじいさんに聞いていた「触れてもいいですか?」久し振りに触った柔らかくてフカフカな感触陽だまりの匂いがした彼は黙って私が触れるままされるままそんなところまで流風にそっくりだったあなたに知らせたかった