月。
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もっと遠くへ行きたい と思うことがある 衝動的に 誰も知っている人の居ない街へ行ってしまいたい と思うことがある
また誰かを好きになった時に 同じようにまた置いてけぼりにされてしまうのが怖い
あの日から 永遠なんて 信じられなくなった
彼は私の元から去って 今はあの彼女としあわせで居るのだろうか 私との間にあったことなんて もう記憶の彼方にあるのだろうか
私は忘れられなくて 未だ 彷徨っているのに 彼の身体には 記憶には もう何も残っていない気がしてならない 不公平だって思っている自分が情けなくて 嘲笑ってしまう
この間 ふと 『彼がこの世から居なくなってしまえばいいのに』 と呟いた自分を 恐ろしいと思った
自分の存在価値を何処に見出したらいいのだろう 「何処にも無いよ」と声がする
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