月。
DiaryINDEX|past|will
2002年03月21日(木) |
許さない。許せない。 |
自分を許せないと思っている いつになったらこの想いから開放されるのか? 否、開放されることはないのだろう
自分を不幸だと思っている いつになったら幸せになれるのか 否、幸せになれることはないのだろう
ほんとうは不幸だとは思っていない ほんとうは幸せだと思っている
たいせつな友達が居て たいせつなヒトが居て それで十分幸せだ
ただ自分を許せない
自分のエゴで決めたことを許せないでいる 決めたのは自分だからこそ許せないでいる
『誰も此処に芽生えた生命を喜ばなかったこと』
誰かが裁いてくれれば許されるのか? 誰かを受け入れれば許されるのか? 誰も受け入れなければ許されるのか?
あの日から二年が経った
母親に『パパが孫抱きたくて仕方ないみたいよ』と言われるたび 心の中で、心の底から申し訳ないと思う
ほんとうだったら 私は今、子育て真っ最中だろう こんな風に気ままにひとりで暮らすこともない こんな風にひとりで考えることもしている暇もない 目まぐるしい毎日を過ごしていたのだろう
ただ、あの状態で 彼と一緒になったとしても それは不幸だったことはわかっている
生まれてきた子を憎く思い この子がなくなればいいと思ったかもしれない この手で殺めてしまったかもしれない
だから私は決めたのだ
けれど、どうして 生まれ落ちた子どもを殺めることは罪に問われ まだ生命として宿ったばかりの子どもを 殺めることは罪に問われないのだろう
だから私は自分を許さない
|