月。
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2002年03月10日(日) 強さと鈍さと。

あの時
自分のしたことを
許してもらおうとは思わなかったし
今も思っていない

私を責めることが出来る人は
もうこの世には居ないからだ

繊細な心の持ち主であれば
正常な精神状態では居られないらしい
自分を傷付け、周りを傷付け、自己憐憫に耽るのが
普通の感覚だそうだ

私はどうやら鈍いらしい

そんなことをしている暇はなかった
私は自分の意志で決め、我儘を通したのだ
泣いて泣いて毎日を過ごせば許されるなんて
そんなの嘘だ

事実は変わらない

私は
生きて
生きて
生き続けなければならない


杏 |MAIL

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