2008年01月30日(水)
 

「陰日向に咲く」

普通です。
演技はすばらしかったと思うし
頑張ってまとめたんだと思うのですが
絶対に必要な何かが足りないかんじがしました。
わたしはそれを小説で補えるけれど、読んでいないひとはどうなのかってのが。

無音の演出は一度だけなら心をつかまれるけど
何度もされると息苦しくなってしまう。
フェードアウトが多かったりしたのもテンポ崩した原因ですかね〜

この、ひとつにまとめすぎたお話のなかでは
アイドルのお話が完全に浮いてしまっているし
本当なのか嘘なのかよく分からない演出もあったり…
そこまでボロクソにコケにするような映画でもないけど
長い割には足らない説明が多くてむーんと唸る。
あ、でも泣きました(笑)


小説をもう一度読みたくなった。
これは断然、映画より本を読むべきです。