+ + DAYS + +

2004年03月20日(土)

ジーパンと侮る事勿れ。

ジーパンを買いに行きました。
若い子は「デニム」と言うらしいが、
ジーパンはジーパンだろ。
あるいはジーンズ。
頑固なおばちゃんです。

いつも行くお店は女物と男物のフロアが分かれているので、
店員さんも女性オンリー。
でも今日は、同じお店の別店舗へ行きました。
いえ、通りすがりでたまたまです。
その店舗では男女ワンフロアで、
ワタシについた店員さんも男性でした。
色々さがしていただいたのだけど、
でも今一つぴんとこなくて、
「こういうのがいいんですけど」
と、当日の自前のシーパンを指差すと、
「あ、なるほど」
合点がいったという表情。
店員さんがおっしゃるには、
ワタシが探しているタイプは、もうすでに廃盤になっているとのこと。
しかも今つくられているほとんどの物とは生地が違っていて、
「ちょっと難しいかな〜。似たようなものならあるけど」
ススメてくれたのは、同じブランドの新しいラインだとか。
確かに感じは似ているけど、やっぱり違う。
この時点で、もう10本くらいはいていたと思う。
なんか申し訳なく思いつつも、安いものじゃないし、
身につけるものだから、適当には買えないじゃないですか。

ただ、この頃になって、ワタシにはちょっとした野望が芽生えていた。
いつもなら目の前にない男物のジーパンが今日は売るほどある(売り物だって)。
男物はどうだろう。
ジャストフィットが難しいなら、
男物でルーズなのはいかがだろうか。
ワタシは恐る恐る、店員さんにそのことを話してみた。
「あ、いいっスね。ちょっと待って」
店員さんは笑顔で数本の男物をみつくろってきてくれた。
はいてみる。
…コレだよ。
生地もいいし、色落ちも素晴らしい。
そして何より体型に合っている。
店員さんもビックリだ。
「似合うね〜。普通はお尻が入らないんだけどね、ハハハ」
ハハハって、あなた。
それから男物と女物のジーパンの違いを色々を教えていただき、
サイズの見方とか、選び方とか、とても勉強になりました。
さらに、さらに。
やっぱり男物が得意な男性店員さんなので、
リーパイスとエドウィンについて、熱く語っていただいた。
ただの店員さんいうよりも、ジーパンおたく? 楽しかった。

で、結局?
何も買いませんでしたよ、ええ。
だって、男物があんなにいいなんて知らなかったんだよ〜。
形も色々あるし、また選びなおしじゃないですか。
とくに生地と色がいいね、ホント。女物にはない感じ。
また色々はきまくって、運命の一本を探します。



 ← さかのぼる  今まで書いたモノ  先へすすむ →

GORONYAへもどる +

↑RANKING
My追加