2002年08月27日(火)
※「アナログ日記」は、パソコンが壊れていた間の出来事をまとめて記した、過去日記です。
東京駅にホテルがあることを、ご存知だろうか。 その名も「東京ステーションホテル」。 赤レンガのレトロな駅舎の中で、ひっそりと営業している。 頑丈で無駄の多い造りが、洗練された都会のホテルとは一味違い、とてもノスタルジック。 さらに客室が少ないせいか、それとも夜中や早朝にカメラを下げて出入りしていたせいか、フロントの方は私がどこの部屋の人間かも正確に把握していた。 ホテルに戻り、フロントに近づくだけで、ホテルマンは鍵を手にしている。部屋番号など訊かれなかった。ちいさなことだが、ちょっと嬉しかったりする。
部屋代を高いと思う人もいるようだが、駅のホールを見下ろせるとか、礼儀正しい接客だとか、そういう雰囲気やサービスを楽しめない人は泊まらない方がいいかもしれない。 なんにせよ、そこのホテルでしか味わえない独特の空気があるのだ。
夜中の丸の内は、工事中でたいそうな賑わいだった。 やっぱり、東京って活気があるのねえと思った(←意味が違う)。
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